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【共感から人を動かす】ゴールデンサークル理論の力

こんにちは!
川江光です!

打ち合わせ・業務調整・プレゼンテーション・面接等、仕事では自分から発信をする機会も多いと思います。
そんな時、参考にしている話法はありますか?

今回は共感から人を動かす「ゴールデンサークル理論」について取り上げてみます!

①ゴールデンサークル理論とは?

ゴールデンサークル理論は、経営コンサルタントのサイモン・シネックが提唱した理論で、TEDでもこの理論についてのスピーチがあり話題となりました。

具体的には、Why(なぜ)→ How(どのように)→ What(何を)という順に話の構成を作る方法です。


・why(なぜ)・・・なぜそうするのか(目的・ビジョン・何の為にしたいのか)
・How(どのように)・・・どうやるのか(商品やサービスの説明・方法等)
・What(何を)・・・何をするのか(商品・行動・サービス等)


通常は「Why(なぜ)」の部分が話の最後にきたり、話に含まれていない事から話が上手く伝わらなかったり相手の共感を得にくい、と考えられており、ゴールデンサークル理論では、人を動かす核の部分「Why(なぜ)」を話の冒頭にする事で人の心を引き寄せるとされています。

②活用例

例えば資料の作成を依頼された時、
AとBそれぞれどういった印象を持つでしょうか?

A
「もう少し比較データを加えた資料を明日までに提出してもらえますか」


B
「ついに最終までたどり着くことができて、次のプレゼンで契約が取れるかが決まります。
ここは何としてでも全力を出し切って契約を取るために完璧な状態で迎えたいと思ってます。
そこでもう少しそれぞれの分野での比較データを加えた資料を明日までに提出してもらえますか」

どちらも客先への最終プレゼンという大事な場面が控え、資料の更新を依頼される場面です。ただ資料の作成を依頼されるAと、なぜその資料が必要なのかが分かるBとでは仕事に取り掛かる気持ちも大きく変わると思います。

他にも、wantedly(ウォンテッドリー)という転職サイトでは、企業の年収や福利厚生の記載がされていない、という他の転職サイトと大きく違う点があります。
企業紹介のページには、代表者からのコメントや企業のビジョン・仕事内容のみが記載されており待遇面ではなく、事業内容に共感を得た人が選考に進んでいきます。
そうする事で、企業と転職者の間にギャップが少なく、同じビジョンに共感した人だけが集まる事ができ自己成長やキャリア発展へ繋げられるとして注目を集めています。


こういった様に人は「Why(なぜ)」の部分に共感したり心を動かされるという事を理解した上で、まずビジョンや目的を伝える事で人の行動に繋がるとされ多くの成功者や企業が取り入れている方法になります。

③まとめ

今回は「ゴールデンサークル理論」についてご紹介しました。
ぜひ自分のビジネススキルの1つとして、活用してみてはどうでしょうか。


過去にもビジネスで活用できる話法をいくつかご紹介しています。こちらも参考にしてみて下さい。




以上

川江光





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