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【最強の組織力】チームメンバーの力を活かすトランザクティブメモリー

こんにちは!
川江光です!

仕事を進める中で1時間、半日、1日かけて悩んだのち、周りに相談するとすぐに解決策や答えが出て「もっと早く聞けばよかった!」といった経験はありませんか?

今回は誰が何について詳しいのかを把握していることで、個人はもちろんチームや組織のパフォーマンスの向上に役立てる「トランザクティブメモリー」についてご紹介します。

①限られる個人の力

どの職業においても、仕事というのは1人でできるものではなく、チームや組織の中において個人それぞれが能力を発揮する事で大きな成果を生み出すものです。

新人の頃はまず、自分の知識を深め自分自身の能力を高める事からがスタートになりますが
リーダーや管理職の方といった、経験を積みチームや組織を纏めるようなポジションの方でも1人1人の能力や情報の量には限界があります。

そこで重要なことは、メンバーや周りの仲間の力を借りることができる力も仕事を進める上で重要な力になります。

②チームで成果を出すコツ

自分の知識や力だけでは解決が難しい仕事がきた場合に、力を発揮できるのが「トランザクティブメモリー」です。
トランザクティブメモリーは、誰が何について詳しいのかを認識している状態の事を言います。

例えば
「○〇社についてはAさんが詳しい」
「製品の技術についてはBさんが詳しい」
「トラブル対応についてはCさんが詳しい」

といった様に、全部自分で何とかしようとするのではなく、知りたい分野に詳しい人を把握しておく事で力を借りて仕事の業務効率化や生産性の向上に繋げる事ができます。

そうすることで、自分では解決できない問題も進めることができ、また力を貸す側も自分の強みを活かして活躍する事ができ総合的にチームでの力を大きくすることができます。

全部自分でこなす事だけが正しいわけではなく、自分にできる事や強みは何なのか、また足りない知識や力をどのように補うことがきるか、
人に聞きづらい、人に頼る事が苦手、全部1人でやり通したい、という様な個人の感情ではなく
問題解決をするという仕事の目的に沿って、チームの力を借りるというのはメンバー間の信頼関係にも結び付きます。

③まとめ

今回は個人の力、そして組織の力にも繋がるトランザクティブメモリーについてご紹介しました。
皆さんは仕事を一緒にするメンバーの事を把握していますか?
情報収集・作業の効率化はもちろんのこと、メンバー間の関係性構築にも役立ててみてはどうでしょうか。


以上
川江光

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