見出し画像

コミュニティ参加者に『なじむ』のハードルをクリアしてもらうには【連載第2回】

みなさんこんにちは、【オンラインサロン『コルクラボ』に所属して1年経ったので色々振り返ってみた】第2回です。

前回までの話はこちらをどうぞ♪

■オンラインサロンになじむ仕掛けにびっくり

オンラインサロンと言わず、世の中のあらゆる組織って初めて所属したときは不安があって、なかなかなじめなかったりするものではないでしょうか。しかもいい年したオトナになると新しい環境に飛び込むのって勇気がいるよね。

コミュニティ運営のすごく大事なポイントに「新しい人がいかに居心地の良さを感じるか」ってのがあると思います。会員になったのになじめない人がいるともったいないし、空気も重くなってしまうよね。

そこで、当時のコルクラボには2つ仕掛けがあって、ゆるやかに会員がなじんでいけるようになっていました。簡単だけどここで紹介。

その①アイスブレイク部のオリジナルワークショップ

コルクラボにはオリジナルのアイスブレイクを研究するアイスブレイク部なるものが存在していて、クラス会(オフラインイベント)のたびに会の冒頭で場の空気をつくってくれる仕組みがあります。その時々の状況やイベントのテーマに合わせて設計してくるってマジすごい。これによってイベントの空気は毎回10分程度であったかくなるというわけです。内容についてはまたどこかでじっくり書いてみたいと思いますが、クオリティの高さとホスピタリティに感謝です。

その②オンラインに投稿するきっかけ「毎週のお題」

僕たちには入会するとすぐに会員限定の掲示板に招待されて、メンバー間のコミュニケーションに仲間入りできるという仕組みがあります。まぁそれだけじゃみんなROM専になって動かないよねって話になるんだけど、毎週月曜日に佐渡島さんが投稿のきっかけとなるお題を出してくれて、それについて答えていきながら交流を深めていくというステキな仕組みがありました。

ちなみに第一回のテーマは『マイルールについて』だったなあ。

~佐渡島さんより~前向きなマイルールを二つ、どうでもいいマイルールを一つ教えください。理由の説明はなし。箇条書きで。その理由などは、そのルールをきっかけに会話を紡ぐことで、説明していくようにしましょう。
僕(佐渡島さん)は、①興味がないことに誘われたら、一度は見に行く②人のいいところをみつけて、伸びるように指摘する③いい便をするために、ヤクルトを毎朝飲むです。3つ目をどうでもいいルールにしてください。これに対する返信であなたのマイルールを教えてください。

な感じでした。なつかしいなぁ。

これって結構奥が深くて、どうでもいいマイルールが理由の説明なしに入ってくると思わずツッコミ入れたくなりませんか??ヤクルト飲んでるんかーい!!みたいなやつです。それによってコメントに色んな人が加わって盛り上がっていくんですね。

コルクラボの学び★議論や会話は勝手には生まれない。意図的に情報に余白をつくることによって、想像や議論の余地が生まれて盛り上がる

ちなみに、3か月くらいしたらお題担当がメンバーにバトンタッチされて、1ヵ月交代で担当したい、なんて形でどんどんメンバーが発信する側になってコミットできるようになっていきます。

コルクラボの学び★コミットするメンバーを増やしたいと思ったら、受け取る側から発信する側にまわるメンバーを増やす工夫をすること

そして、このお題、『恥ずかしかった思い出は?』『どんなことに嫉妬した?』『思い切って辞めたものは?』という自分自身の深堀りとメンバーへのさらけ出しが促進されるように展開されていって、みんながどんどんお互いのことを知れるようになっていきました。今更ながらこのお題シリーズは奥深いですね。

こうして書いてみるとそれぞれについて個別に書きたいものばかりで思い出に浸っていると手が止まってしまいそうになるんだけど、今回は全体の雰囲気重視で先に進めたいと思います。

■ゲスト会には出会ったことのない世界が待っている

コルクラボのゲスト会には『その世界ではよく知られているけど、表舞台に出てこない人』がたくさんゲストとして来てくださります。もちろん、良い意味で。

例えば初回は歴史小説家の伊東潤先生が来られて歴史小説一冊にいかに多くの時間とドラマがつまっているかというお話をこれでもかというくらいに語ってくださり、僕は歴史小説を知ることになりました。

そして今ではコルクラボの仲間と、伊東先生の読書会&ファンコミュニティをつくるお手伝いをさせてもらえるようになりました。伊東先生のステキっぷりも語りだすと止まらないので佐渡島さんのnoteをはっておきます。

こうして、新しいインプットを増やして、ツイッターやnoteで気づきをアウトプットしながら、学びを言語化したり、仲間とシェアしていく日々が続いていきます。そして、この世界の中で、仲間とつながってどんどんみんなが変わっていく。

…続く。(まだ10分の1くらい笑)

========================

いつもnoteを読んで下さりありがとうございます。

今回は数回の連載?になる予定です。

また続きを見ていただけたら嬉しいです。

なお、僕のツイッターは @kawahao です。

日々のコミュニティプロデュースの学びを発信しています^^

========================


この記事が参加している募集

頂いたサポートは、次に記事を書く時のアイス代にしたいと思います!