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ドギーバッグは、いらない。こんなものを流行らすよりこの店を繁盛させたい!【食べログに遺された生の記録・マガジン】

2010年06月04日(金曜日)訪問

初めてのお店って、なんだか特別な体験ですよね。今回は「食べ放題」のお店に行ってきました。あたしにとって、この言葉だけでワクワクしてしまいます。お店に足を踏み入れた瞬間、何ともいえない雰囲気に包まれました。子供たちが大喜びしそうな、明るく楽しいお店でした。

小学生の頃、バナナが贅沢品だったあの時代に、もしこんなお店があったなら、親にねだって毎日でも連れて行ってもらいたかったものです。でも、それは叶わぬ夢でしたね。

思い出すのは、綾瀬の「江戸一(えどいち)」で初めて食べ放題を体験した時のこと。生まれて初めての食べ放題、まさに若気の至りで、お腹がはち切れるほど食べました。あの頃の自分が目の前にいたら、「もうちょっとセーブしなよ」と言いたいですね。

今回のお店にも「残さないで食べてください」という注意書きがありました。それを見て、胸が熱くなりました。普段は食べ物を残すことはしないのですが、この注意書きを見て、特に心に刻みました。だって、食べ物を無駄にするのはもったいないですから。

とはいえ、あたしもこの店では特に気を付けようと思いました。食べ放題って、自分の食欲との闘いでもありますからね。お皿に盛る前に、ちゃんと自分が食べきれる量を考える。それも大事なことだと感じました。

お店のHPによると、ピッツァ、パスタがオススメのようです。初めて来たお店なので、残さぬよう、多種類を少量づつ味わいました。

最後の〆はカレーライスです。
(好きなものは最後に喰う習性が未だに抜けない)

あたしが訪れたこのお店、最初の印象からして「まぁ、普通」という評価でした。決して不味くはないけど、格別おいしいとも感じなかったんです。ちょっとボンカレーっぽいな、と思っちゃったんですよね。ボンカレーって、お手軽で馴染みのある味だから、悪く言うつもりはないんですけど、特別感が欲しかったんです。

そんなわけで、次回の訪問は慎重に考えることにしました。いわゆる「消去法」で攻略しようと決めたんです。とはいえ、ひとつ大きな学びがありました。それは、このお店、実は幼児から小学生までの子どもたちにぴったりかもしれないということ。子どもたちが喜ぶ料理が揃っている感じがするんです。

例えば、あの店のカレー。大人には少し物足りないかもしれませんが、子どもたちにはピッタリの味だと思います。辛くなくて、親しみやすい味。おまけに、お子様ランチ的なメニューも充実していて、見た目も可愛いんです。大人としては、ちょっとシンプル過ぎるかな?と思うメニューも、子どもたちにとってはワクワクするご馳走です。

また、店内の雰囲気も明るくて、家族連れには最適です。スタッフも子ども慣れしている感じで、サービスがとても親切。子どもたちが騒いでも、周りのお客さんも温かく見守ってくれるような、そんな雰囲気が漂っているんです。

カーニバルブッフェ@鶴ヶ島店(❌️閉店)



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