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画家川田祐子ニュースレター@No.4ー2017-04【有料版】

先月末に、近くの神社の道祖神に手を合わせていると、トットットッと小刻みな音に気付きました。見上げてみると、白と黒の縞模様。垂直な姿勢で木を叩く小さな小さな啄木鳥(キツツキ)でした。快晴の空に、枝から枝へと飛び移り、やがて姿を消しました。

今月は、テンペラ技法を使った作品が、ようやく完成しました。新鮮な卵黄と画用オイルで顔料をよく練り、極細の筆で細かく線描していく技法です。黄色い卵黄ですが、乾くと透明となり、とても頑強で発色の良い絵具となります。また、絵具の伸びの良いのも特徴で、細かい線描が可能となります。添付画像をクリックして、テンペラによる線描の細かさをご覧頂ければ幸いです。

4月は新しい季節のはじまります。どうぞ、皆様も、心新たにご活躍下さい。

画家 川田 祐子

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鳥声淋浴樹(ちょうせいしんよくじゅ)
2017
oil and egg tempera on canvas
80.3×65.2cm

private collection

作品詳細:https://kawadayuko.jp/painting-new/photo/chyouseishinyokujyu/

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