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【初出版『最強の法則』100plus】 vol.115:ヒット作の裏に営業マンあり!

今回以降数回にわたり、
編集者以外で著者のあなたと関わっていく、
出版社の人たちを紹介します。

まずは書籍の販売を担当する販売部(営業部)のメンバー。
大きく、取次担当と書店さん担当とに分かれているケースもあります。
いずれにしても、自社の書籍をいかに多く送り込むか、
いかに売っていくかを日々考えるお仕事です。

著者のあなたは、下記の際に販売担当の人と関わっていくでしょう。

・発売前の宣伝プロモーションの打ち合わせ
・書店さんへの挨拶回り
・サイン会やトークショーなどのイベント

以前も書きましたが、
毎月たくさん出版される書籍の全てを売るつもりは、
出版社はありません。

割ける人員も予算も限られているからです。

ベストセラー作家の作品のように、売れてほしい書籍を売る。
売りたいと思う書籍を売る。
売れている書籍を売る。

そして、売れていない書籍は何もやらない。
それが実態です。

ですから、販売部の担当者を味方にした人が勝ちです。
「この人の書籍を売ってやろう!」
そう思ってもらったほうが、売れる確率が高まります。

サイン本やポップを頼まれたら、快く引き受ける。
書店さん同行も同様です。
サイン会やトークショーも集客に協力する。
著者として、最大限の努力をしましょう。

売れている書籍の裏側には、必ず販売部員の熱心な働きがあります。
プロデューサー的な動きをして、ベストセラーに仕立てる人さえいます。

つくっただけでは売れない。
それが書籍です。
販売担当者を大事にする。
それがあなたの出版活動にとって大きな財産になります。

次回は、宣伝部の働きぶりを見ていきましょう。
ではでは!

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。