見出し画像

【初出版『最強の法則』100】 vol.49:書きやすい項目から書き始める

いよいよ、執筆の開始です。
編集者の流儀によりますが、どのように書いていけばいいのか、
打ち合わせしたほうが安心でしょうね。

以前もお伝えしましたが、下記のことは確認したほうがいいでしょう。
・図版やイラストの入れ方→入れる数や入れ方で、文章の書き方や分量も変わってきます。
マンガやイラスト、図が主体の書籍も増えています。
・文体→文の末尾が「です・ます」調か「である・だ」調か。イメージが変わってきます。
・文章の構成を分けるかどうか→1つの項目の文章をテーマ・問題点・解決策などに分けてわかりやすくするケースがあります。

編集者と書き方の方向性が一致したら、まずは書き始めましょう。
その際、第1章の最初の項目から順番に書く必要はありません。
自分の書きやすい部分から書いてください。

もちろん理想は順番通りですが、この段階では書くことへの抵抗感をなくすことが先決です。
1項目書くのにどのぐらいの手間と時間がかかるのか、チェックしてください。
それによっては執筆スケジュールの変更も必要かもしれません。

そして、1項目書き終わったら、サンプル原稿を編集者に送って見せてください。
そこで書き方や内容、文章のトーンに関して、編集者のアドバイスを受けます。
そのままでよかったら、あとは書き進めるだけです。

文章の書き方指南の本はたくさんあり、どれかを参考にするのはいいことだと思います。
特に下記の書籍は大変参考になりますので、書く前に一読することをお勧めします。
昨年ベストセラーになった名著です。
『取材・執筆・推敲――書く人の教科書』(古賀史健/ダイヤモンド社)

さて、次回はブックライターに取材を受けて制作を進める際のポイントをお伝えします。
ではでは!

★お問合せ、ご質問などはお気軽にどうぞ。
https://lit.link/kawadaosamu

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。