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【初出版『最強の法則』100】 vol.43:出版社との交渉「3つのルート」

企画書も仕上がり、いよいよ出版社を決める段階です。
前回は電子書籍と自費出版について簡単に説明しました。
この2つは下記の目的の方に人に向いています。

・とにかく早く出版したい人
・必ず自分の考えた企画で出版したい人
・新規顧客などのリスト取りを優先したい人

電子書籍や自費出版の詳細は、この連載のvol.4~vol.6に書いておりますので、コメント欄からバックナンバーを見ていただければ幸いです。

一方、商業出版を目指す人は、出版社をセレクトして、企画を通す必要があります。
その場合、大きく分けて3つの方法があります。
①自分で交渉する
②出版プロデューサーやエージェントを使う
③出版塾でプレゼンする

「①自分で交渉する」場合、
まずは出版社選びをやる必要があります。
自分の好きな本を出している出版社、有名出版社に行きがちですが、
それよりも優先すべきなのは、あなたの企画の分野で実績のある出版社です。

Amazonや書店店頭で類書調査をして、
あなたの企画の類書を多数出している出版社、
またはヒット作を出している出版社をピックアップしましょう。
類書を出している出版社の編集者のほうが、
あなたの企画の良しあしを早く、的確に判断してくれるはずです。

最低でも3社、できれば10社以上、出版社のリストを作ります。
電話番号、問い合わせフォームなどの連絡先、類書の担当者がわかればその氏名も記入します。

あとは電話かメールか郵送か、アタックあるのみ…と言いたいところですが、新企画の売込みを公式に受け付けている出版社はそれほど多くありません。
ダメ元でアタックするぐらいの気持ちでいたほうがいいでしょう。
1社や2社断られてもめげないでください。

以前も書きましたが、
著者や編集者に知り合いがいるなら、そのツテを辿ったほうが確実です。
著者の紹介の方を編集者は無下にできません。
最低でも企画書を読んで、感想くらいは言ってくれます。


今一度、自分の人脈を振り返ってみてください。
次回は出版プロデューサーに依頼する場合や出版塾のケースを述べます。
ではでは!

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書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。