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【初出版『最強の法則』100】 vol.50:取材でコンテンツを創り出す

今回は、自分で執筆せずに、ブックライターに取材と執筆を依頼する場合を見ていきましょう。
今後の流れとしては、ライターと編集者があなたをインタビュー。
資料もあなたに提供してもらいながら、原稿をまとめていく作業をしていきます。

<ライターのセレクト>
ライターは編集者が選んでくれます。
ライターも分野によって得意・不得意がありますので、
編集者がライターの適性や性格、年代などを考慮してセレクトしてくれるはずです。
ライターはもちろんプロフェッショナルですが、あくまでも読者の方を代表してあなたに質問をするのだということを頭に置いておきましょう。

<取材時間>
1冊のビジネス書を構成するのに、最低でも2時間×5回=10時間のインタビューが必要と言われています。
私の実体験では、構成案を通しで10時間ほど取材してみて、いったん編集者やライターが十分な材料が集まっているかを確認。足りない場合は、補足取材を1、2回するというパターンが多いように思います。

<取材間隔>
取材間隔は、あなたやライターの方のスケジュールを合わせて、初回に大まかに決めておいたほうがいいでしょう。
お互いに忙しいと思いますので、無理のない範囲で決めておきましょう。
取材の音声起こしの必要性や項目の修正などを考えると、1週間~2週間に1回が適切だと思います。

<取材のやり方>
取材のやり方は、ライターや編集者の流儀があり様々ですが、基本的には構成案に沿ってインタビューしていくケースが多いでしょう。
ライターは初めて顔合わせすることが多いので、プロフィールに書いていないあなたの経歴をインタビューすることから始める方もいます。
あなたの人となりを知ってもらうにはいい機会だと思います。

初回はキックオフミーティングと称して、編集者以外にも販売担当や宣伝・マーケティング担当など関係者全員が集まり、顔合わせと書籍と取材の方向性を確認する作業をすることもあります。
この段階でお互いに方向性を一致させておいたほうが、今後の制作がスムーズに進みます。

<準備すること>
構成案に沿って取材するという方針でしたら、あなたが取材で聞かれることは、予測できます。
話す内容を準備したり、資料がある場合は、あらかじめ編集者やライターに送っておくことをお勧めします。

取材では考えてもいないことを聞かれる可能性は大いにあります。
あなたが答えられないこともあるでしょう。
それはよくあることなので、あまり気に病まないほうがいいです。
次回までに準備すればいいですし、「これが読者の知りたいことか」と新しい発見があるでしょう。
それがあなたのビジネスに役立つこともあるかもしれません。
「取材で思わぬ発見があった」「コンテンツの特徴がクリアになった」というのは、よく聞く話です。
取材とは、編集者・ライターと一緒に、新しいコンテンツを創り出す共同作業なのです。

次回は取材での「あるある疑問」を取り上げていきます。

この連載も50回になりました。
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