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自分の出版へのホンネに気づく


やはり、出版に必要なのは溢れる情熱です。
企画の良し悪しよりも、熱をもってトライしてくる人は応援したくなります。
「なんとかして、この人の作品を世に出したい」
そう思えるかどうかが、自分のレギュレーション。
それが編集者・出版プロデューサーとしての私のホンネです。


昨日は、石川塾というコミュニティが主催する「関西出版コンペ」に審査員として参加させていただきました。
「関西からベストセラー作家を!」
出版を志す塾生にプレゼンしてもらい、
オーディション形式で複数の出版社の編集者が審査。
交渉権を得るという方式です。

石川塾はベストセラー作家・石川和男さんが主宰。
「プレゼン力向上と出版」を目標にしている会員が多いだけに、
企画書とプレゼンのレベルは、かなり高いものでした。
なにせ、事前に石川さんの企画書作成講座や質問セミナーが開催されたり、プレゼン練習会が2回も開かれているんですから。


審査会場でプレゼンしていただいた方だけでも30名以上。
応援する人や懇親会まで入れたら、70名以上は集まったでしょう。
懇親会場でも出版志望者のプレゼンが続き、皆さんの熱量を感じて、喉がカラカラ。
酒が進むこと、進むこと(笑)。


私も日頃は「売れる企画でないと採用されない」と書いたり言ってたりしてますが、
結局、決め手は「人」なんですよね。

その人が魅力的かどうか(もちろんお人柄だけでなく、人生遍歴、コンテンツ含めてです)。
その人のことを広く、世に知らしめたいかどうか。
この人と一緒に、出版への道のりを歩んでいきたいかどうか。
それを直感で決めているのです。


昨日は、そんな自分の“ホンネ”に気づくいい機会でもありました。 

石川さん、日本実業出版社の中尾淳編集長、事務局として尽力された皆様、
一緒に審査させていただいた編集者・メディアの皆様、参加者の方、
そして何よりも素晴らしい企画をプレゼンしていただいた「未来の著者」の方々に心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました!

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。