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【初出版『最強の法則』100plus】vol.131: 「これでもか!」「そうきたか!」「これしかない!」


前回から「1億総出版時代」を生き残るための戦略をお話しています。
第一に考えることは、継続して何冊も出し続けること。
そして、売れ続けること
だと述べました。

もちろん、一朝一夕にはいきません。
長期にわたる戦略と行動が必要です。


戦略は大きく、3つに分かれます。
・企画
・出版社へのアプローチ
・宣伝プロモーション

今回は企画面を見ていきましょう。


企画をつくる際には、当然のことながら、
コンテンツを充実させることが最も重要です。
充実させるのは、「量と質」両方です。

「これでもか!」「そうきたか!」「これしかない!」
これがキーワードです。


「これでもか!」
てんこ盛りでお腹いっぱいというぐらいでないと、これからは価値がありません。
言うまでもなく、もはやたいていの分野は、無料のコンテンツが溢れています。
薄っぺらい内容では、誰も1000円以上もお金を出して買ってくれません。
多くの人にとって、「本は高いもの」なのです。


「そうきたか!」「これしかない」
質に関しては、類書との差別化=独自性が最も重要です。
他の本に書いてあることばかりでは、あなたの本を買う意味がありません。
他の本を買えば済むのです。
あなたの本でないと書いていない。
そんな内容にする必要があるのです。


そのためには、類書に書いてあることを十分に研究する必要があります。
類書との共通点は何か。
類書と違う点はどこか。

当然、後者の「類書と違う点」を最大限に活かします。
その点があなたの作品のアイデンティです。
あなたの作品の最大の価値です。


企画をつくる際には、口を酸っぱくして、類書研究の重要性をお話してきました。
これまで最低3冊とか言ってきましたが、そんなものでは通用しなくなってきました。
類書を20~30冊は研究しないと、ダメになってきています。

軽い気持ちでできることではありません。
時間とお金もかかります。
あなたに、それだけの覚悟がありますか?


だいぶシビアになってきているかもしれません。
しかし、誰もが出版する時代に一歩も二歩も抜きんでるためには、
それだけの投資が必要になるのです。


次回は出版社へのアプローチ戦略について、お話します。
この記事を読んだあなたが、
たくさんの素晴らしい本にめぐり逢えますように!
そして、出版するチャンスを掴めることを心から願っています。

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。