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【初出版『最強の法則』100plus】vol.151:著者になってほしい人BEST3

出版したい人はたくさんいます。
私にも毎日、出版を志す方からご相談があります。
では、編集者が「出版してほしい」と心から思うのはどんな人でしょうか?

出版社や編集者によって好みや得意分野が違います。
一概に「これだ!」とは言えないとは思いますが、
私は、次の3つを判断基準にしています。

(1) 数字で表せる実績がある
(2) 読者に未来を見せられる
(3) 独自性を持っている

今回は、「(1)数字で表せる実績がある」をお話しましょう。
実績とは、下記のような内容が1つでもあるかどうか、あるいはあったかどうかです。

その分野、その世界でNO.1(あるいは上位)である
・その分野、その世界で「最高」あるいは「最大」である
・常人が到達しがたい記録がある
・長年にわたって継続している
・記録(または記憶)に残っている

読者の立場から見てみます。
営業のノウハウを書いた本を選ぶとしましょう。
あなたは、どの人の本だったら読みたいと思いますか?

① 上場企業の営業本部長だった人
② 全国1万人の営業マンの中で10年間トップだった人
③ 営業マンとして30年間勤めあげた人

全部兼ね備えていたら、文句なしでしょう(笑)。
どれを優先するかと尋ねられたら、
② 、③、①の順番です。

読者は書籍に対して、自分の不安や悩みを解決する方法・手段を求めます。
営業の本を買い求めるということは、
「今より営業成績を上げたい」「どうすればいいんだろう?」と悩んでいるということです。
その悩みを解決するためには、営業で多くの実績を上げている人に教えを乞うことになります。
間違っても編集者の私に聞くことはないのです。
つまり、「専門性のある実績のある人」がベストということですね。

次回は、「(2)読者に未来を見せられる」についてお話します。

他にも出版に関して知りたいことや、ご感想・ご意見など
お気軽にコメントくださいね。
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