指導者や上の人間が使う言葉の効果と威力
僕もクラブの代表となり2年が過ぎた。
あっという間の時間で、本当に毎日が一瞬で終わる。
代表として自分がクラブの中での立ち位置が頂点となり、発言や行動が正しかったのか、それはわからないがこの前トヨタの社長が言っていた言葉がすごくしっくりきた。
今日はそんなお話。ぜひお付き合いください。
トップダウンの意味は捉え方で大きく変わる
『トップダウンというのは、上から下に物事を伝え、行動を強制的に促すことではなく、上の立場の人間が下の立場の人たちのところまで降りること。』
この言葉を聞いて、今自分が実践していることを言語化してくれているような気がしてものすごくしっくりときた。
どうしても、役職が上がると言動や行動が偉そうになってしまう。
やれることが増えるからというもあるし、責任も増えるから。
どうしても偉そうになってしまう気持ちはわかる。
例えば、身近にこんな指導者はいないだろうか?
保護者にはペコペコ。
こどもたちにはものすごく横柄。
こんな指導者を見るたびに思う。
あなた、日本代表の監督でもやったことあるんですか?と。
あなた、海外のクラブでバリバリプロコーチとしてやってきたことあるんですか?と。
あなた、そんな態度を取るほどの指導者としての実力を兼ね備えているのか?と。
(実力ある指導者は横柄な態度はマイナス要素でしかないからまぁ、そんなことにはならないけどね。)
選手というのは、基本的に選ばれる側の人間なので立場は弱い。こどもたちであれば尚更。こどもは言い返さない。というか、大人が怖いから言い返せない。もちろん、こどもたちが間違った行動をしてしまった時はしっかりと叱ってあげるべき。
でも、それと横柄な態度を取ることは全く違う。本当に違うと思う。
こんな指導者とこどもたちが向き合っているチームにいる場合、やるべきことはひとつだけ。
チームを変える。以上。
正しく伝えられる指導者は、間違いなく目の前にいるこどもたちに目線を下げて接することが出来る。
そういった指導者は、自分でサッカーを勉強しているし、人格者でもあると思う。だからそういうコーチがいるチームを探すべき。
サッカーチームなんて、無数にある。
こどもたちの成長が一番。親御さんたちにはそこを考えてほしい。
そんな僕も自分の言動、行動には細心の注意を払っているし、毎日、夜にノートをつけているのだけれどそこで自分の行動の反省点を記している。
そうしないと、自分を律することが出来ないし、立場上、僕のことを叱る人も今は多くない。
京都府長岡京でURANO.S KYOTOを運営しているけれど、僕のチームは僕たちURANO.S KYOTOが関わる全ての人が幸せになる環境をこれからも提供出来るよう精進していく。
ではまた!
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