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【マネジメント×SDGs 010】記憶力を何に使おうか。

私は学校の勉強が超苦手でした。親も困っていた事と思います。
何が苦手だったかというと、覚える・記憶するっていうのが出来なかったのです。

今、相変わらずあまり覚えるという行為は得意ではありませんが、
インターネットで検索も出来るし、言葉はPCを使って打ち込んどけばいいし、そこまで困る事はありません。

話は転じて、私は世代的に、漫画のスラムダンクが大好きです。
ここに記憶力を使う先があるような気がしています。

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今現在の子供たちは、インターネットが当たり前にあって、
情報を取ろうと思えば取れる状態の中で、記憶力って何に使うんだろうって
思いはじめました。今回はそんな記事を書いてみます。


SDGsの目標を達成するために、様々な取り組みが行われています。
時にはスーパーのビニール袋有料化によって、プラゴミを減らすような一般家庭の生活様式の変化を促すようなプロジェクトもあれば、電気自動車を開発し、ガソリン車のCO2排出量を減らす企業が行うプロジェクトもあります。
そしてプロジェクトには問題がつきものです。問題の話については別で記事に起こす事にします。↓例えばこんな話題。


さて、プロジェクトを進める中で、
大事なのは正確な「意思決定」というものです。意思決定にはレイヤーにより異なる事が出てきます。

プロジェクトリーダーはその時のプロジェクトの状況を正確に把握し、
プロジェクトの目標に照らして、
S(スコープ)Q(Quality:質)C(Cost:お金)D(Delivery:納期)
の観点で、
例えば、もう納期は間に合わない!という状況の際に、
でもこのプロジェクトが社会に公表されているわけではなく、
競合他社の動きもないという事であれば、納期を守る必要はないと判断し、
「納期を先延ばししよう!!」というのが意思決定です。


この意思決定した時に「記憶」したいのが、
「何故そう意思決定したか?」、という事です。
これを記憶しておくと、次に同じシチュエーションになった時、
あの時はこのような状態で、こう判断したという事が記憶にあるので、
では今回はこうしよう!となれると思います。
この意思決定の質を上げていく行為は、プロジェクトの成功率を上げる事に直結します。

スラムダンクという漫画のひとつのテーマは、
失敗こそ、強さの源って事です。
読まれた事のない方は是非読んで欲しいと思いつつ、
主人公である桜木花道が、「仙道が攻めて来るぞ!」というシーンや、
終盤で見せたヤマオーの沢北へのディフェンスシーン。


これこそ、その時々で判断した内容を記憶するという事ではないかと思っています。主人公の桜木花道は、センドーとの試合で、カウンターで逆転負けをしています。

次にセンドーと対戦した際には、その悔しさを忘れずにカウンターに備えて全力を尽くし、勝利をものにします。

「負けたことがあるという ことがいつか大きな財産になる。」これこそが記憶し経験を積み重ねるべきものかもしれません。


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