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読書記録「マダムたちのルームシェア」第3巻

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

今回読んだのは、seko kosekoさんの「マダムたちのルームシェア」第3巻 KADOKAWA (2024)です!

seko koseko「マダムたちのルームシェア」KADOKAWA

・あらすじ
沙苗、栞、晴子、古くからの友人である3人はひとつ屋根の下で暮らしている。
暑い日はお部屋でハワイごっこ、気が滅入る日は連れ立って銭湯へ、話題の映画を見たら一緒に踊って、秋は手作り弁当を交換しながらピクニック……。
マダムたちのルームシェアライフは、今日も楽しいことでいっぱい。

巻末のあらすじより抜粋

去年seko kosekoさんの作品が「広報東京都」に掲載されていたのをきっかけに手に取り、今回新刊を読んだ次第。

Web漫画として投稿されているけれども、書籍だとその話の後日談とか、3人の昔話とかがあるから、やっぱり買っちゃうよね。

このシリーズを読んでいると、本当にこういう歳の取り方したいなって思う。年の功がありつつ、新しいものにも興味津々というか。

身内の話で大変恐縮だが、最近の父さんの会話には「考えが古いだけかもしれないが…」が頻繁に使われる。

もちろん、自分の考えを変えない、軸を持つこと自体は大事なことなのだけれども、聞き手からしたら、じゃあもっと柔軟に受け入れたらどうなん?って思わないこともない。

それで、漫画に戻るのだけれども、マダムたちは「会社の子から教わった」とか、「娘が教えてくれた」からとか、何でも試してみよう、やってみようという気持ちが強い。

その上、よく分かんないけれども、こんな感じってだけでやっちゃうところも良い。

やるからにはしっかりと、という気持ちはありつつ、季節感を大切にするくらいで、最終的には「まぁ楽しければ良いのよ!」で笑い飛ばす。

昔はこうだったよね、でも今はこうなのねと、折り合いをつけながら自分達が楽しめる方法で楽しむ。

こういう素敵なお年寄りになりたいものである。それではまた次回!

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