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飲兵衛の読書

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

母親譲りの酒豪の血を引いているのか、割と酒は飲める方である。今日はこの後飲み会のため、お酒と読書について書こう。

お酒を嗜みながら読書する人もいると思います。小説の作品のなかにウィスキーやワインが登場したりすると、呑みたくなるのが心情です。

先日、秋葉原を歩いていたら、飲食店の看板にヘミングウェイの言葉が書かれていた。

「ワインは私たちが手に入れることのできる限りのものの中で、もっとも感覚的な喜びを与えてくれるものである」

本を読んだだけでは味わいを感ずることはできない。それを理由にお酒を際限なく飲まれては元もこもないが、作品をより楽しむためにも、体験で味わうのは大事であろう。

量販店の安いワインと、百貨店で買った少し高い惣菜やつまみ、これで部屋でJAZZでも流しながら読書するのも良い。

問題は家に帰ってしまうと、そのやる気が起きないことである。でもどうしてもお酒も飲みたいし、本を読み進めたいと思うときがある。

そんな時は居酒屋に行く。バーなどのおしゃれなところではなく、テレビの音がガンガンに響き、隣のお客の会話やタバコの臭いが漂う中で平然と読書している。

人よりも集中力があるからってわけではない。私の感覚では、スマホでネットサーフィンしながら酒を飲むのと同じようなものである。

私にとっては、スマホをいじることと、本を読むことに大した違いはない。どちらも集中するし、いずれにせよ邪魔したら良くないなと思うくらいである。

要は読もうと思えば、どこでも読めるのだ。

美味しいものを食べながら、物語に耽る。
美味しいお酒を飲みながら、小説に耽る。
それが良いではないか。

勿論、お店に迷惑を掛けてまでそれをするのはNGである。お店の人に信頼される程リピーターになるか、ちゃんと料理を頼むこと。お店にも自分にとってもwin-winでありたい。

居酒屋読書も、慣れれば楽しいものである。お酒も飲めて、お腹も心も満たす、両方できるのだから。それではまた次回!

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