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8月11日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

8月11日の午後に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

今回は新規の方が5名、同世代からご年配の方まで様々な年代層の方がいらっしゃる会でした!当然本の選び方も考え方も全く異なり、大変刺激のある読書会になりました!
(読書会後、仲良くなった皆で神田明神納涼まつりに行ったのは別の話)。

読書会終了後に撮影

・紹介して頂いた本


平野啓一郎「ある男」文藝春秋
愛していた夫は別人であった。夫の「大祐」は不慮の事故で命を落とす。妻が亡くなった夫について調べていく内に、「大祐」は戸籍を買って生きてきた全く別の男だと知る。著者は新書「私とは何か」において"自分の中には様々な自分がある"と説く。関連付けて読んでみるとより面白さが増す。

柚木麻子「ランチのアッコちゃん」双葉文庫
普段はランチを弁当で済ますOLが、彼氏と別れたのをきっかけに外食をするようになる。そこでで会う人々を通じて元気になっていく物語。柚木さんは料理の描写がよく、食べたくなってくる。

米澤穂信「本と鍵の季節」集英社
図書委員会に所属する二人の男子高校生が、様々な(妙な)事件を解決していく。この本は青春と呼ぶには少し暗い気もするが、米澤さんの本の中では塩梅がいいそうで。 

キャサリン・ライアン・ハイド「ペイ・フォワード」KADOKAWA
大ヒット映画の原作の小説版。12歳の少年は、「世界をよりよくするため」という宿題であることを始める。それは、3人にいいことをする、そして、その3人はまた3人にいいことをしていく…。

次回の読書会は、8月20日(土)の午後ですが、お陰さまで、満員御礼です!
また、8月21日の夜、お酒を嗜みながらの読書会 ~BOOK & BOOZE~ を開催します!
皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)

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