見出し画像

"読書家"は褒め言葉?

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

普段は趣味は読書ですとか、自称読書家ですなどと名乗ってはいるものの、周りから「読書家だね」と言われるとどこか歯痒い。

私はあくまでも"自称"読書家であって、本物の読書家、自らプロ読書家と名乗っている人と比べたら、私の読書量や教養の深さなんて水溜まりとマリアナ海溝くらい差がある。

そもそも読書家というものは、村上春樹さんの言葉を借りれば、本を緻密に系統的に読んでいる者であり、私自身は本を読まなければ時間をうまく過ごせない人間なだけ。

それに、読書を趣味にはしているものの、朝から晩まで読書三昧ではない。普通に動画サイトやネットサーフィンはするし、お布団に入ったら本を読む気もなくなりけり。

それゆえに、知り合いに紹介されるときに「川口君は凄い読書家なんだよ」と言われると、いやぁそうでもねぇよと思ってしまう。

もちろん、その人から見たら自分は読書家なのかもしれないが、私の読書家基準でいうならば、そこまで読んでない方だと思う。

いやはや、面倒臭え人間だと思う。

じゃあ何て言われたら嬉しいのかと問われたら、どうだろう。

まぁ紹介されるときに「沢山本読んでるんだよ」と言われるくらいならまだ良い。おそらく"沢山は"読んでいるだろうから。

個人的には「本読んで毎回感動しているんだよ」とかだと嬉しい。本当に個人的な話になるが、私の読書の向き合い方を見てくれている、ちゃんと私を見てくれていると思える。

でも単純に「君は本当に本が好きなんだね」と言われると嬉しい。だって本好きだもん。

人間、自分が好きなものを認めてくれるだけでも嬉しいものである。

読書家と言われるとハードルが高いけれども、本が好きな人くらいなら(個人的には)ちょうど良い。

無論、読書家と呼ばれて喜ぶ人も多いと思うが、自称読書家くらいならば、本当に本が好きなんだねと言われるだけでもにんまりすると思うな。それではまた次回!

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。