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愚痴るぐらいなら、仕事をつくる。

河瀬大作

 仕事をしていると「なぜこんなプロジェクトに参加させられるのか」とか「こんな仕事意味ないのに」とか、そんな愚痴をよく聞きます。果たしてそれは本当に意味のないプロジェクトなのでしょうか。こうしたモチベーションの持てない状況を好転させるにはどうしたらいいのでしょうか。

 ぼくは仕事は自分でつくるものだと思っています。その大元になるものこそが「企画」です。すべてはここから始まります。新製品のキャンペーン企画、生産ラインの改善提案、レストランの新メニュー。あらゆる仕事は、企画から始まり、そこから仕事が生まれるのです。

 仕事は与えられるものだと考える人もいます。それはそれで否定はしません。でもその場合、「仕事=我慢」となってしまいがちです。なぜそれをするのかを腹落ちしていれば、「自分の仕事」として力を注ぐことができます。しかし「なぜこれをするのか」という疑問を抱えたまま、時間を奪われるのは心に大きな負荷がかかります。

 ナチスの拷問でこんなものがあると聞いたことがあります。

 まず囚人に穴を掘らせます。そして次にその穴を埋め戻させます。
これを延々と繰り返すのです。これは最も辛い拷問とされ、いずれその囚人は発狂するといいます。

 この話は、シベリアの収容所で、というバージョンもありことの真偽がよくわかりませんが、示唆に富んだ話です。

 なぜこの仕事をすべきなのか、その目的がはっきりしないものは人を苛むことがあるのです。そこを「お金」のためと、目的を置換することもできますが、心に負担があるのは同じことだと思います。

 ではどうすればいいのか。

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河瀬大作

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