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歳を重ねたからこそ新しいことをする必要がある TikTokを始めて

こんにちは。交通技術ライターの川辺謙一です。

今回は「歳を重ねたからこそ新しいことをする必要がある TikTokを始めて」と題した話を書きます。

結論から言うと、「歳をとると身体的・精神的に時代の流れについていくのが難しくなるから、どんどん新しいことをする必要があるのでは?」という話です。

お楽しみいただけたら幸いです。

■ 歳を重ねると低下しやすい3つのもの

さて、先ほど述べたように、歳をとると身体的・精神的に時代の流れについていくのが難しくなります。

少なくとも現在54歳の私は、そのことを常々感じています。

それは、年齢とともにおもに以下の3つが低下しやすいからだと私は考えます。

  • ① 体力

  • ② 気力

  • ③ 好奇心

加齢による身体的変化によって①と②が低下するのは、ある程度仕方がないことでしょう。いわゆる年配者が若者よりも大人しく、静かにしているのは、①と②が低下するからだと私は考えています。

いっぽう③は、精神的なものなので、努力次第で維持できると私は考えています。なぜならば、若い人と交流し、新しい文化にふれ、刺激を受け続けることで、好奇心をある程度保つことができると感じているからです。

■ 時代についていけなくなる怖さ

①②③が低下すると、変化を恐れ、考え方がどんどん保守的になります。また、若い人よりも人生経験が長いゆえに、自分が若いときに学んだやり方を押し通そうとする人が増えます。

こうなると、どんどん時代の流れについていけなくなります
だから、歳を重ねたからこそ新しいことをする必要があると私は考えます。

私と同じ50代の人を例にあげて説明しましょう。

50代の人たちが20代だった30年前は、インターネットが普及しはじめたころで、スマートフォンはまだ一般販売されていませんでした。今とくらべると情報伝達の手段が限られており、良くも悪くもおおらかな時代でした。

いっぽう現在は、多くの人がスマートフォンを持ってインターネットと常時接続しているのが当たり前になり、情報伝達の手段が多数あり、AIなどの技術によって社会が目まぐるしく変化しています。そのテンポは、明らかに30年前よりも速くなっています。

このような状態で50代の人たちが20代に学んだやり方を押し通そうとしたら、あっという間に時代から取り残されていくはずです。本来なら恐ろしいことです。

ところが、私の知り合いの50代の会社員には、こうした危機感を覚えている人が少ないと感じています。それは、日本の多くの企業では終身雇用や年功序列といった従来の雇用制度が今も残っており、年配者になってもそこそこの社会的地位を維持でき、定年まで安定した収入が得られるからではないでしょうか。

■ 年齢にあらがう試み

かくいう私は、本を書くという「表現」を仕事にしているため、体力・気力・好奇心の低下は死活問題です。これらが下がってしまうと、創作意欲が落ちてしまい、新しいことに挑戦しにくくなるからです。

また、会社員ではなく、フリーランスであるため、時代に取り残されることに強い危機感を覚えています。理由は単純。時代のニーズと合致した本を書けなくなったら、活動を継続できなくなるからです。

そこで私は、体力・気力・好奇心の低下を抑えるため、年齢にあらがう試みを続けています。

具体的に言うと、次のようなことをしています。

  • スポーツジムに定期的に通って筋トレや有酸素運動をして、体力や気力を維持する

  • 時代の変化を感じながら新しい情報を積極的にインプットして、SNSやnoteなどを通じて情報をアウトプットする

  • 美術館や博物館、流行の発信地などに足を運び、新しいものに積極的にふれることで、驚きや発見を感じる機会を増やす

つまり、適度に人生を楽しみながら、変化を恐れない状態を保っているのです。だって、著者自身が人生を楽しんでいなくて、内容が時代遅れになっている本なんて、誰も読みたくないですもんね。

■ YouTube ShortsとTikTokに挑戦

TikTokに登録した直後の画面

このため、私はできるだけ新しいことに挑戦するようにしています。

最近力を入れているのは、ネットサービスを使った情報発信です。

これまでは、noteだけでなく、各種SNS(X, Instagram, Threads, BlueSky)や動画配信サービス(ツイキャス, YouTube1, YouTube2)を駆使して情報を発信してきました。

2日前からは、これらに加えてYouTube ShortsTikTokを始めました。
(フォローしてもらえるとすごく喜びます)

TikTokのアカウントを作成し、試験的に動画を3本アップしたら、わずか1日(24時間)で再生回数が600回以上になりました。他のSNSでは考えられないですね

TikTokに関しては、あえてリスクを受け入れて始めました。現在、EUや北米、そして日本では、若者のSNS依存が問題視されており、中国で開発されたTikTokが規制の対象になっています。また、TikTokが中毒性が高いSNSであることは、試験的に利用することで認知していました。それでも一歩踏み出すべきだと思い、新たにアカウントを作成しました。

YouTube ShortsとTikTokは、まだ始めたばかりなので、今後どうなるかは分かりません。まさに手探りの状態です。

ただ、実際にやってみて、新しいことに挑戦する大切さを感じました。まだ運用開始から2日しか経っていないものの、若い人が短い動画に夢中になっている理由の一端を理解できたからです。やはり、何事もやってみないとわからないものですね。

私がYouTube ShortsやTikTokにアップしている短い動画は、取材の合間に撮影したものです。これがどう受け止められるかはまだ分かりませんが、「誰かにちょっとでも楽しんでもらえたらいいな」と考えています。

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