SNSが歴史的絵画になる日
いかにも小難しい古びた絵を見せられて、何の興味もねぇーわ、と思ったそこのあなた、
これはあなたが毎日目にしている景色と同じものです。
( ˙ᒡ̱˙ )what?
それはSNSです。
元祖SNS
下の絵は日本で室町時代に描かれた「瓢鮎図(ひょうねんず)」という作品です。
「 すべっすべの瓢箪(ひょうたん)を持って、ぬるっぬるの鯰(ナマズ)を捕まえられるか!? 」
というテーマで描かれています。
お題のチョイスはさておき、絵の上の部分(字)は、
そのお題に対して「ああだ、こうだ」と色々コメントしているんですね。
冒頭でお見せした山の景色や、つながれた馬の絵も、皆好き勝手に
いいね!(朱印)して、コメント(字)してるわけです。
まさにSNSの光景そのものです。
上の絵は「書斎図」と呼ばれ、「こんな眺めで読書出来たら(’ω’)サイコオォォォォォォォォォ!! 」と理想を言い合っています。
もともとは中国で発展した「詩書画 (ししょが) 」と呼ばれる絵で、
文字や絵が一緒くたにあらわされているのが特徴です。
油絵(西洋)ではほとんど見かけませんが、中国(東洋)では
字(書)も絵(画)も分け隔てなく、すべてを受け入れ理想に向かい表現に用いられます。
古い時代に使われていたコミュニケーションツールのひとつとして、
現在でいうSNSにおけるやりとりが、デジタルではなく紙というアナログな媒体を通じて視覚化されていることの衝撃と喜びは、忘れがたい体験として今も心に残っています。
歴史を証明する絵画
私は現在クラウドファンディングにて活動を支援していただけるパトロン様を募集中なのですが、(アクセスしてもらえると嬉しいッス┏○ペコッ)
当初は個展開催のための資金援助を目的としてプロジェクトを立ち上げていました。※また近々やるのでヨロ(`・ω・´)スク!
そのリターンをどうしようか考えている時に頭に浮かんだのが先程の絵です。
芸術は時代を記録するツールでもあります。
プロジェクトに賛同してくれた1人ひとりの名前(想い)を作品に組み込むことで、それがのちに歴史画となり未来で語り継がれていくこと。
そんな夢のような出来事を、これらの中国書画は私に見せてくれました。
歴史を証明する絵画として、当時の人々の息づかいがそのまま現在の私たちにまで届き、そして繋がり合える貴重な体験を、私もまた作品を通して未来にまで届けたい。
私が中国書画に出会ったのは博物館でしたが、
その頃にはメタバースや異空間での出会いが普通なのかもしれませんし、それともぐるり一周まわって、古代遺跡のように土の中から作品が発掘されるのかもしれません。
表現方法によってもまた、出会う人も場も変わるでしょう。
クラウドファンディングのリターンから随分飛躍しましたが、
皆さんのご支援によって達成可能になったプロジェクトが、歴史的絵画となって補完され、未来で語り継がれる時の世界を妄想し出すとワクワクが止まらないのです( ◜ω◝ )ンー
具体的にはどんな構図をとれば良いのか、
100人の支援者が集まったら画面がパンパンになって収まりきらない⸜(; ⌓̈ )⸝とか(笑)
色々課題はあるものの、ぜひ取り組みたいことの1つです。
今回は真面目に古い時代の絵画を紐解きましたが、本当に勉強の連続です。
実を言うと最初中国書画に出会った時「おもんねー!」と、見るどころか秒でスルーしてましたから(´^ω^`)
残っている芸術作品には必ず意味があります。
その内なる声に耳を研ぎ澄ませアップデートし、再び未来へ解き放つこと。
そうしてK A W A B A T Aの創作活動は続いていきます。
ぜひお付き合いくださいませ。
ではまた‹‹\(´ω` )/››
お知らせ 「オラにオラにオラに力を分けてくれーーー!!!」
終了間近!
2023/ 7/ 31(月)まで、CAMPFIREクラウドファンディングにて創作活動ご支援のプロジェクトを立ち上げております!
またCAMPFIREコミュニティでは随時、パトロン様を募集しております!
ぜひアクセスして詳細をご覧くださいませ_|\○_オネガイシャァァァァァス!!
Website
https://kawabata.my.canva.site
Instagram
https://www.instagram.com/kawabata_1986
The Artling (海外のアートECサイト)
https://theartling.com/en/artists/kawabata/
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