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キャッシュレスの選択

10月から消費税増税と経済産業省「キャッシュレス消費者還元事業」でのポイント還元が始まります。

・クレジットカード
・電子マネー(SuicaやEdyなど)
・コード決済(PayPay、LINE Payなど) での支払いが対象。

「キャッシュレス消費者還元事業」は2020年6月までの暫定措置。
でも、消費者としては増税分が節約になるので、キャッシュレスでの支払いをする人が増えるでしょう。

そして、決済事業者は自分たちのサービスを使ってもらうために、現在は事業者に対して手数料などを無料にしていたりします。これも開始から3年くらいの経過措置です。
それが過ぎれば、たくさん使ってもらえば手数料収入が増えるわけですね。

つまり、
・「キャッシュレス消費者還元事業」と合わせてキャッシュレス決済を使う人が増える
・決済事業者は10月までにユーザーを増やしたい
・各種キャンペーン合戦と使えるお店の拡大
という流れになっていきました。

もうしばらくは、それなりにキャンペーンはあるかと思いますが、現時点でも少しずつ静かになってきましたね。
そして、還元条件も見直しが始まっています。

決済額の2%がキャシュバックされるV-CardのKyashも、1%に変更されます。

PayPayもキャンペーンをしつつも、還元率は変更になっています。

おそらく、その他の決済事業者も見直しを行っていくでしょうね。

キャッシュレス消費者還元事業」については、消費者・事業者・決済事業者に向けたサイトができています。

消費者としてみると、ポイント還元対象のサービスはたくさん表示されるのですが、「ポイント還元の詳細」は、ほとんどがタップしても反応なし。(グレーでリンク無し)
その下の「お問い合わせ先」は電話番号と受付時間が表示されます。
つまり、このページでは解決しない……ってことですね。
気になるところにいちいち電話で確認する気にはならないし。

たまに詳細の部分が黄色になっているサービスもあり、それはそのサービスのサイトが開きます。
これ、作ったのはいいけど、リンク貼ったり修正したりするだけで、相当な手間でしょうね。

PDFでの一覧も提供されていますが、3,600ページとか。
家計簿アプリのZaimが、そのPDFの検索しやすいWeb版を、たった1日で作成してくれたそうです。

民間の方がより使いやすいものを迅速に提供している感じ。
Zaimは普段使っている家計簿アプリでもあるので、その記事も書いています。


個人的にはSuicaの有効利用をしていきたいですね。
10月からは、買い物でもJREポイントが貯まるようになります。
よく使うArioやヨーカ堂の名前があるのが嬉しいけど、コンビニとかも対象になって欲しい。
駅ナカというか、駅に隣接するショップ(アトレとか)が多いですね。
そして、電車に乗ってもポイントが貯まります。
モバイルSuicaだと、50円で1ポイントなので、初乗りで2ポイントは貯まります。
貯まったポイントはSuicaにチャージできます。

※9/16追記
今回のポイントは期間限定ポイントなので、Suicaにチャージできないそうです。

やはり非接触型決済が楽でいいです。
いまはApple WatchにSuicaを登録しているので、定期入れやiPhoneを出す必要も無し。
コード決済はクーポン利用のみ。
やはり、iPhoneでポイントカード見せて、画面切り替えてコードを見せてってのが面倒。

そして、コード表示すると画面が明るくなって目が疲れるし、使い終わった後に、やけに暗くなってしまう時もあり。
使わないときにまで「使いづらさ」を引きずっちゃうので、非接触型サービスをメインにしていきたいですね。
そして、割引クーポンなんかが出たときに、コンビニやドラッグストアでコード決済を使う。このパターンが楽そうな気がしています。

Suicaでポイントを貯めるには、JREポイントサイトへの登録が必要です。

2020年6月までは、コード決済などの還元と、政府のポイント還元で二重取りが可能。その合算で有効なサービスを使うのがいいですね。
ただ、いつも書いていることですが、いろんなサービスにばらけちゃうと、効率的に使えなかったりするので、循環できるサービスを見つけた方がいいです。
200円ずつ5つの場所に溜まるより、1,000円の方が使い道ありますからね。
(もちろん、5つをうまく使いまわせる人はそれでもOK!)


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