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Re:憎悪

その場から1秒でも早く立ち去りたいと自然と早足になったのを覚えている。

目があった時間はほんの2秒くらいだろうが、その瞬間が鮮明に頭に焼き付いている。

かつて警察署まで行ったほどの憎悪の対象が、時間と共に薄れていたのかもしれない。

しかし、いざこちらに笑顔で手を振る姿を見て改めて感じた。

彼は敵だ。

彼は正真正銘のサイコパスなのだと。

もう昨年の悪夢の様な半年間の記憶を改竄しているのだろう。

そういえば先月末に...

続く

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