zakka&cafe shamua （大阪）

10年以上ぶり（！）の再訪のシャムアです。
大好きなのになぜこんなにあいてしまったのか。

当時は中川ワニ珈琲の豆は直接ワニさんに連絡して買っていましたが、運が良ければこちらで飲むことができて、それだけでなく珈琲教室を受けることができて楽しかったです。カフェxワークショップというのが興味津々でした。フランス中心の各国の雑貨、作家もの、蚤の市、手作りはんこ、本、というのも興味深いキーワードだらけです。

少し話しは逸れますが、中川ワニさんの珈琲を飲んでいた頃は空前のカフェブームで、この頃に鎌倉のカフェヴィヴモンディモンシュの堀内さんの存在を知りました。シャムア店主・松橋さんからはフランス中心にヨーロッパのかわいい音楽、中川さんからはJAZZ、堀内さんからはブラジル音楽、ボサノバを教えていただいたように思います。勝手に。カフェは喫茶だけではないように思っています。私にとって、大切なことをたくさん教えてくれる場です。

話しは戻り、観察していると、お客さんはやはり松橋さんのファンですね。当時、私は手作り冊子…ZINEを作って置いていただいていたのでふんわり覚えていてくださり、会話も弾みました。過去の人ではなく今は今で受け入れてお話ししてくださるのがうれしくてつい長居。他のお客さんも私同様、来たよ〜。という感じでした。

クロックムッシュと桃のタルト

今でこそ普通と言えば普通ですが、温かいカフェオレはカフェオレボウルで飲むのをこちらで知りました。この日ははアイスカフェオレですが珈琲とミルクが二層、クロックムッシュはグラタン皿でできます。タルトは桃がごろごろで大きい。ちょっとずつ、他と何かが違う唯一無二。

好きなことを商売として続けていることの尊敬。変わってないようでいて新しいことをして、まるで変わってないように存在してる様子はまさに動的平衡。人生の先輩のように話しを聞いてくださることうれしく思います。

私を知ってくれている人からしたら、でしょーね。というところですが。あ、わたし、「カフェ」という場が本当に大好きなんだ。というのを、これまた変わらずベランダに並ぶ植物たちを見て思い出しながらたそがれた日でした。