見出し画像

【代表引退】怒涛の1年間の総括~155人の先頭に立って~

記事をご覧いただきありがとうございます。
同志社大学学生団体、旧SAP代表の川北隼士です。

今回は、私が大学1年生のころから所属していた地域活性化団体「Shinmachi Activate Project(以下SAPと称す)」での代表生活を総括します。

SAP関係者、団体メンバー、僕を応援してくださった方々には、ぜひ読んでいただきたく、想いを込めて書きました。
もちろん、それ以外の方々も大歓迎ですので、読んでいただけたら嬉しいです。

久しぶりに活動を振り返ると、既に感極まりそうです(笑)
それでは早速、代表としての怒涛の1年間の総括を始めていきましょう。


「1年前想像していた世界」はなかった

まず代表を引退しての所感は「こんなはずじゃなかった」です。

もちろんこれは、良い意味でも悔しい意味でもあります。

今年1年間の活動スケジュールを見ると、当初の予定していた活動との違いは一目瞭然です。

【2019年】
12月:代表就任
【2020年】
1月:団体ホームページ作成(New)
3月~:クラウドファンディング始動(New)
4月~:全会議をオンラインへ移行(New)
5月:オンライン新歓(New)
9月:新町祭準備開始
10月:団体員155名に(New)
12月:オンライン新町祭(New)
12月末:代表引退​

このように活動のほとんどが前例のないものでした。
逆に言うと、これまでできていた活動が感染症の影響で、中止せざるを得なく、それが悔しい要因なのですが・・・

当時は、環境の変化の早さに食らいつくのが必死で、振り返る余裕もなかったのですが、いざスケジュールを並べてみると恐ろしいですね(笑)

これを成し遂げる団体メンバーのみんなを本当にリスペクトしています。

この1年間の活動の中で、「そこまでする必要があるのか」とよく言われることがありました。「今年は諦めた方がいいんじゃないか」と言われることもありました。

まさに1年間を通して、ずっと向かい風の中を突き進んでいました。

それでもやると決めた理由は2つです。
①このメンバーならできると確信していた
②新町祭の可能性はこんなもんじゃないと心から感じていた

周りのメンバーには本当に恵まれ、何度も助け合いながら活動してきました。お互いを信頼していたからこそ、最後まで活動をやり通すことができたのだと感じています。


それでも開催できた「新町祭」

特に、我々の団体のメインイベントである「新町祭」は開催までに、多くの紆余曲折がありました。

例年は、大学のキャンパス内にお越しいただき、キャンドルナイトを楽しんでいただくイベントではありますが、感染症の影響で開催が絶望的でした。

また、新町祭当日だけでなく、約3か月間、地域企業や施設、店舗や学校関係の方など様々な人を巻き込みながら準備を進めるため、活動自体の継続も検討する必要がありました。

何度も団体内で新町祭の方針や意義を考え直し、最終的に下した決断が「オンライン新町祭」の開催でした。

実際に、2020年12月12日にYoutubeで配信された「オンライン新町祭」はこちらから、見てみてくださいね!(2021年2月末に新たな動画も配信されておりますので、よければ合わせてご覧ください!)

本当にこの動画の裏側には、多くの人たちの努力や想いがつまっているので、感慨深いです。

改めて、第13回新町祭に関わってくださった皆様、見てくださった皆様には、心から感謝申し上げます。


次からは、僕が団体活動や代表活動を通しての所感や学びを記していきます。

この経験は、自分自身の生き方や働き方に大きな影響を与えたものでした。

チームやリーダーとして活動する人に少しでも参考になれば幸いです。


「決める」ことの責任と難しさ

学生団体の代表を行っていく中での主な仕事は、「決断する」ということでした。

特に昨年度は、感染症の影響で内外的環境の変化が著しく、現状維持ができなかったので、新しい挑戦への決断が多かったです。

中でも、クラウドファンディングの実施や新町祭開催の決断は、多くの人を巻き込むため、応援してくださる方々の期待と、失敗は許されない大きな責任がありました。

周りの人にはそれぞれの意見がある中で、団体と活動のことを考えて決断し、前に進む勇気が必要だと強く感じました。また、数々の決断経験が自分自身を成長させてくれたのだと感じます。


自分が行ってきた「決断」には、決断に至る要素としての共通項がありました。簡単に僕の決断に至る背景をまとめると以下になります。

「変えたい現実 × 少しの成功確率 × 一緒に努力してくれる仲間 ⇒ 決断」 

僕が代表として全力で活動し、成長できた背景には、共に努力し運命を変えられる仲間の存在が大きかったです。

僕は1人では何もできない。1人で進んでいくのは怖い。
そんな時に、助けてくれる、行動してくれる、感動してくれる仲間がいたからこそ、成り立った代表活動だったと改めて思いました。


キーワードは「当事者意識」

組織に所属し、活動を続ける中で、最も大切だと感じたことは「組織や活動に対する当事者意識」です。

僕は、ここまでサッカーや塾講師、学生団体や長期インターンなど様々な組織で自分なりのリーダーシップやフォロワーシップを持ちながら活動をしてきました。

そこで、どの組織や活動においても最も重要であり、自分にも組織にも大きな影響を与えるための必要な要素が「当事者意識」でした。

より当事者意識を持って活動している時ほど、成果も出ており、自分自身のやりがいや成長を感じることもできていました。

これからは自分自身の判断軸として「より当事者意識を持てる組織や活動」を積極的に選択していく。そして、活動の中で当事者意識が芽生える仕組みを内外ともに考えていきたいと思います。


最後に

そして、最後に伝えたいのが「感謝」です。

団体メンバーのみんなはもちろん、学校関係者やOBの方々、クラウドファンディング支援者様、地域の方々からの支えがあってこそ、最後までやりきることができました。

団体関係者以外の方々も、親身に相談に乗ってくださったり、応援してくださり、周りの環境に恵まれていることを常に感じていました。

心から感謝しております。ありがとうございました。

そして、SAPがこれからも変化に恐れず、末長く繁栄し続けることを心から願っております。


大学生活で最も精を出した代表活動の幕は閉じましたが、これからも色々なことに挑戦していきたいと思っております。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?