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台湾で訴えられたら旅行もいけない。帰国もできない。予定はパー。

*本記事は2023年4月29日にFacebookに投稿した記事の転載です

先日受けた訴訟案件で裁判所に出向いて検事から尋問を受けて質疑応答して関連資料を提出した結果は本件は問題なしということで不起訴となりました。というわけで、訴えられても毎度負けるわけではありません。

しかしながら、訴えれれば、裁判所に提出するための資料の準備する時間、実際に裁判所に行き問答をする時間と、多大なる時間の無駄を強いられます。

また、本来なら、この裁判がなければ、私は友人に会いに台北に行く予定でしたが、台北行きはキャンセル。予約した台北のホテルは返金不可でホテル代が損。なにせ、裁判所からは○月○日に出頭しなさいという出頭命令が届いたのが三日前。もうホテルをキャンセルしても返金されない。とはいえ出頭しなければ無条件で負けて起訴されるので仕方ない。

これのヤバいところは、今回は台北行きキャンセルだったから、まだいいものの、もし、これが日本行きとかの予定だったら大変ですよということ。飛行機も何もキャンセルして帰国を中止して法廷に臨むしかない。アホかと。

なので、訴えられても勝つという考え方ではダメ。そもそも訴えられてはいけないのだ。

じゃあ、訴えれれないようにするには、どうすればいいのか?というと、「コイツを訴えたらヤバいことなる」と当人や担当弁護士に思わせるしかない。例えば、裏にヤクザがいるとか、極端な話、蔡英文が親戚とか、馬英九が友達とか、そういう後ろ盾を持つしかない。後ろ盾がない状態で人を採用するなどすれば、特に私のような外国人が人を採用するなどすれば、上に述べたようなリスクを抱えることになる。

かといって法律を完全に遵守して経営しようとすれば無理ゲーになる。そもそも訴訟案件を増やして弁護士に税金から補助金を渡すために考案されたカラクリのゲームで完全遵守などできないように、そもそも作られている。

このゲームを攻略するには、後ろ盾を準備するか、人を採用しないか、二択だと思う。


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