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一人でも、みんなでも進める組織へ。22億調達した組織のコーポレート未来像

はじめに

こんにちは、カウシェコーポレートの@gi(ぎー)です。
上の写真の、右から3番目が私です。

今回、総額約22億円の資金を、各投資家の皆様から出資頂くことになりました。

大変感謝しつつ、改めて身の引き締まる思いです。
そんなまた一つ会社としてフェーズが上がっていく中で、コーポレートはどう考え、どう価値を提供していくかについて、お話ししようと思います。
市場の皆様への安心感と次なる仲間へのメッセージ、そんなイメージなnoteです。

一人でも、みんなでも進める組織へ

「早く行くなら一人でいけ、遠くに行くならみんなでいけ」
このワードは会社組織を考えるときにも、重要な言葉だと思っています。
(アフリカのことわざと言われつつ出典不明)

事業が進むにつれて、人員数や資金など、取り扱う事象の規模がどんどんと大きくなり、仲間を増やしていくことで、遠くに思えた大きなビジョンを成し遂げることができるようになります。
一方で、我々のようなスタートアップは、常に早くサービスを展開・改善し、お客様に届ける必要があります。

この「バランス」をコーポレートは組織・意思決定の妙味を感じつつ、実現していく必要があるな、と考えています。
みんなでやる部分とひとりでもやれる部分を、会社の中で、どう実現していくか。ここが重要です。

コーポレートのやれないことは自覚しつつ、やれることをしっかりと

🟥攻め🟥

プロダクトのようにサービスの未来を直接実現することは出来ません。
マーケティング・MD・CSのようにお客様にも加盟店様にも直接の価値提供はできません。
それを自覚した上で、「各セクションのプロたちが一番の成果を出せる環境を作りだすこと」が、コーポレートの一番の攻めになると考えています。
例えば、新しい機能のリリース・マーケティング施策の実行にあたって、法務リスクは大丈夫か、取り扱う商品に問題がないか、お客様が商品を安全に購入できる体制になっているか、など。
「直接」は難しくとも、必ず各メンバーがぶつかるであろう障害に対して、ときには先回りしつつ、極力「一人でも」早く動けるような環境を作っていくことをコーポレートの「攻め」として取り組んでいます。

🟦守り🟦

多くの人に出資し、参加し、従事してもらっている「株式会社」ですので、やるべきことは当然しっかりとやっていく必要があります。
例えば、会社で働くメンバーには、様々な雇用形態や仕事以外の事情もありますが、その中でも最高のパフォーマンスを発揮して貰いたい。
そのためには、月1回就業規則を見直しながら、最適な働き方を調整したりしています。
その他にも、投資家の方々とは定期的な報告会や事業で発生するインシデントやリスクを事業部と連携して、管理・再発防止を図ったりしています。
コーポレートがしっかりと守っている「安心感」で、経営も投資家も従業員も加盟店様もお客様も、事業を加速できている、だから、我々は仕事をしていくのだ、という気持ちで取り組んでいます。

🟥攻守バランス良く🟦

コーポレートにおける「単なる専門家」ではなく、会社をよく理解し、事業と市場、お客様にもどうしたら良いサービスを提供できるかを全員で考える「組織」にしたい。それが実現ができる人材を育てる組織をつくり、着実に実行をしていきたいと考えています。
例えば、会計・経理の専門家であれば、会計事象としてどう処理するかは当然のこととして、その数字が生まれるロジスティクスを改善出来ないか(攻め)、または不正余地は無いか(守り)まで広げて仕事をしていくことが大事だと思います。

目指していく組織と人材

事業規模が拡大していくので、段々と組織はジェネラリストからスペシャリストにシフトしていくフェーズになっていくと言われています。
 (参考:何でも「そこそこ」できる優秀なジェネラリストに創業者はどう向き合うべきか?

それでも、コーポレートは、各専門が複合的に絡み合う問題が発生、その課題に即レスしていける人材が必要となっていきますので、専門性を持ちつつ(目指しつつ)事業に真っ向から向き合い解決していく組織で、学び、育てていく組織になっていきます。

そしていずれ旅立つとしても、そのときには、良いコーポレートがまた一つ生まれていると信じ頑張っていきます。

コーポレート各領域のご経験者も、事業からコーポレートへのチャレンジしたい方のどちらも募集しておりますので、 会社というプロダクトをより良くしたい方、お待ちしております!一緒に挑戦していきましょう!

また、7月には、カウシェのCXOが全員参加するイベントも開催予定です。こちらもぜひご覧ください。


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