
本業にするつもりはほぼゼロだった副業先の「カウシェ」に、525日後、正社員として入社したデザイナーのおはなし。
こんにちは、この度3月からカウシェにジョインしたデザイナーの菊池佳奈です。

今日は、自己紹介をかねて、本業にするつもりはほぼゼロだった副業先の「カウシェ」に、525日後、正社員として入社したデザイナーである、私のお話しができればと思います。よろしくお願いします。
これまでのキャリア
新卒で広告代理店であるADKに入り、6年間アートディレクターをやっていました。
広告業界では自分の作ったものが世に出て、話題になったりならなかったりすることが面白く、そのことに一喜一憂する毎日でした。
当初は生涯をかけて広告畑で生きていく予定だったのですが、打ち上げ花火のように瞬間的に使用され、また次の広告を作る、という日々から、もう少し長期的にひとつのプロダクトに携りたいなという気持ちが仕事をする中で生まれてきました。
そして2年半前、DeNAに転職。ヘルスケア事業部に配属され、主に新規のアプリやwebサービスをいくつか制作しました。
入社した当初はひとつのプロダクトを〜と思っていたのですが、ヘルスケア事業部自体が新しい部署だったため、結構いろんなプロダクトを作っていました。若干当初イメージしていた仕事とは違いましたが、決してネガティブではなく、0→1の経験を多く積めて良かったなと思います。

副業で誘われたカウシェ、内容を聞いて”面白い”と思った
シェア買いアプリを運営する、カウシェでの副業を始めたきっかけは、当時同じ会社だったエンジニアの近藤さんに誘われたから。その時、本業では運用系の仕事しかなく、毎日19時に仕事が終わるという激烈ホワイトな日々だったのですぐにOKしました。
そこでCPOの深谷さんから”誰かと一緒に買うことで安くなるEC”と聞き、パートナーのメリットとカスタマーのメリットを一致させる仕組みが面白いなと思いました。
問題は、その新しい仕組みをどのようにユーザーに理解してもらい、受け入れてもらえるかなのかなと。
リリースまで2ヶ月しかなかった当初のカウシェ、しかしその分愛着が湧いた
深谷さんからお話しを聞いたのはたしか2020年の7月ぐらいで、翌9月にリリースと聞いて、「え!時間ない!!」と思ったのをよく覚えています。本業の方では通常最低半年ぐらい、仕様〜実装までの期間があるので、スタートアップのスピード感を肌で実感しました。副業なのでゆるーくコミットすればいいのかなと思いきや、当時は半分寝ながら徹夜して、作業していた記憶があります。
しかしその分愛着が湧いて、カウシェが色々なメディアに取り上げられることを自分のことのように喜んでいました。

色々考えたけどやっぱりカウシェに本業でジョイン!
そして月日は流れ、本業の方ではPdM兼デザイナーとなって激烈多忙な日々を送る中で、そういえば最近カウシェに全然コミットしてないなと気がつきました。
実のところ当初はカウシェを本業にするつもりはほぼゼロだったのですが、コミットできなくなって初めて、あれ、これでいいのかなという気持ちが生まれてきました。
さらに、ちょうどその頃、本業の入社時に「このぐらいの期間、この会社に居よう」と決めていた期間がすぎ、そろそろ転職を考えるか...と思っていたため、一度転職活動を始めてみました。
何社か受けさせていただきましたが、以下のような理由で最終的にはやっぱりカウシェ!となり、とうとう正式にカウシェにジョインすることになりました。

プロダクトが面白い
副業を始めた当初の気持ちと同じで、新しいショッピングの形を作るカウシェというプロダクトが面白く、可能性を感じることが一番のジョインの理由です。
ソーシャルな要素を交えることでオフラインでの体験と同様の拡張を見せたり、そのことがパートナーの事業を拡大させる仕組みづくりを考えられたり、SNSでのUGCを産みやすいキャンペーンを考えられたり、、Amazonで十分だと思っていたネットショッピングがまだまだ可能性を秘めていることに気付かされました。
一緒に働く人が好き
カウシェで働く皆さんは、能力的な優秀さはもちろん、カウシェというプロダクトの成長を真に考え、向き合っていると感じています。そんなの当たり前じゃないかと思いきや、大きな会社になるとどうしても、たくさんのプロダクトの中のひとつだから、任されてしょうがないから、などのさまざまな理由でどこか他人事に考えている人が1人や2人はいるもので、そうした人の気持ちは変えようがないため、今まで少しジレンマに感じていました。
カウシェの皆さんは一人一人がプロダクトへの愛を持ち、思い描いた成長が具現化していくことを楽しんでいるように感じ、一緒に働いていてとてもやりがいがあります。
社長がフラットに社員のことを考えてくれる
カウシェには退職後もSOを持ち続けられる制度や、誰でも時短勤務ができる制度がありますが、これも一重にCEOである門奈さんが社員のことを考えてくれる柔軟な姿勢を持っているからだと思います。(唐突に媚を売っているわけではありません笑)そんな人にはついて行きたくなりますよね。
カウシェに入ってから
カウシェに入ってからは、カスタマー向けのプロダクトを担当する予定です。基本的な必須機能を導入しつつ、よりカウシェならではの体験を作り込んでいきます。
また、デザインの領域では、中長期的な開発を見据えてよりしっかりとしたブランドガイドラインやデザインシステムも整えます。
今までのデザイナーとしての経験やサービス開発の経験を活かしつつ、さらにカウシェをアップデートしていきたいと思っているので楽しみにしていてください!
ちなみに....カウシェでは一緒に働く仲間を猛烈に募集しているようです。もし少しでも興味があれば、こちらのページをご覧ください。
(私みたいに、副業から、でももちろんOKですよ!)
https://enjoy-working.kauche.com/
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