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3.11から13年:復興への願い

東日本大震災から13年が経過した。この長い時間の中で、多くの方が復興に向けて尽力されてきた。震災後に初めて東北を訪れて以来、私は何度かその地を訪れた。そこで感じたのは、震災からの復興の遅さと、それでも前を向いて歩み続ける人々の強さである。


2018年、仕事で初めて東北を訪れた:蕪嶋神社

震災を経験して

私自身、阪神淡路大震災を経験している。その時に感じた混乱と苦しみ、そして人々が一致団結して復興へと向かっていく姿は、今も鮮明に記憶に残っている。その経験から、東日本大震災を遠く離れた場所で知った時、ただならぬ想いが心を駆け巡った。


2018年、鵜の巣断崖

復興への願い

東日本大震災から13年が経った今も、復興はまだ道半ばである。訪れるたびに、地域の方々の不屈の努力と強い意志を感じるが、一方で、復興が進むのが阪神淡路大震災と比較すると極めて遅いと感じる瞬間もある。これは、東北復興の難しさと、被災地が直面する様々な課題を物語っている。

東北の復興を心から願う私たちにとって、支援はまだ終わっていない。復興は一夜にして達成されるものではない。時間がかかることを理解しつつも、早く東北が元の姿を取り戻し、被災された方々が笑顔で暮らせる日が来ることを切に願っている。

三王岩:2018年、宮古市田老にて

支援の継続

震災からの復興を支えるためには、私たち一人ひとりの継続的な関心と支援が必要である。物資や寄付だけでなく、観光を通じて経済を支えること、震災の記憶を次世代に伝えることも大切だ。東北の美しい自然や文化、そして人々の温かさを多くの人に知ってもらうことが、復興への大きな一歩となるはずだ。

海鮮丼:2018年、宮古市、魚菜市場にて

結論

3.11から13年が経ち、東北の復興はまだ完全ではない。しかし、私たちの支援と関心が、その復興を加速させる力となる。東北が完全に復興し、被災された方々が再び安心して暮らせる日を心から願っている。未来に向かって一歩ずつ進む東北を、これからも温かく見守り、支え続けていきたい。そして、私も東北のためにできることを考えながら、動き続けていく。

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