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【5分で読めるから全員読め】ベクトルと給与 これからの飲食業界

最近、十年以上前に勤めていた企業が倒産して
マジで今、絶賛大ショック中な、
カツさん・D・魔王です。

今回はちょっと深い事書きますんで、ハートマーク並びに
コメントなんかもお待ちしております。


これは、その以前勤めさせていただいた企業様がという事ではなくてですね

今回は飲食業界の事で書きますが、他の業界にも言える様な事なんだとも思います

特に労働力(人)を主としている接客業やサービス業などの店舗経営の

業界も同じ様な世界線だとも思います。

最初の1店舗目は、勿論オーナーのやりたい事でスタートする訳ですよ。

これは9割以上の店舗がそれで、

中には先々を見越し、店舗展開できる様な業態を開発し、人を集めて2、3店舗を一気にスタート

その様な企業も勿論ありますが、大概は前者だったりする。

オーナーのやりたい事が明確なだけに、オープニングスタッフはオーナーの

意思や気持ちを知っているだけあって、濃い血が巡りやりがい度数も上がる

仕事内容は血の通った言語が飛び交い濃い営業になる

そうなると勿論の様に成功に導く。

その勢いで2店舗目も、コレコレこういう業態で、コレコレこういう接客で

コレコレこういう場所で。。。

なーーんて事をみんなで考え、空き物件などが出るとそれこそ従業員みんなで考え

【良い人材が入社したら】とか【みんなで良い人材を探そう】などと皆で結託し

次のステップの為に人材確保に勤しむ。の末、適応人材が出来た後に出店。

大概この流れなのだ。

人財(人材)⇒出店。の順。

ここからが今日の本題!!

でもね、いつの日かこれが逆転しちゃうんですよ。

企業年商金額を増やしたいのか、企業のボリュームを大きくしたいのか。

【待てない】

挙句『人さえいれば』と宣う。

これって、どこの企業も一緒ですからね?
そりゃ人さえいれば一回り大きく出来るんですよ。

この世界線がすでに逆転してしまっているんです。

人材育成やリクルートに勤しまなかった結果なのにね。

そ・し・て・

それならまだ良くて、出店をし続けないと倒産してしまう企業なんかも存在したり

それができないと、自らのブランド企業をFC化(パッケージ化)し売ろうと思考

勿論パッケージ化は良い事で、凄い事なのだが。

反面、商品や利益率は勿論の事、加盟してくれたお客様対応やクレーム等まで考えると

パッケージ化する事が企業として、どれだけの資金投入をしなければいけないかを

考えていなかったり。

っと、少しずつ、ズレ始める。

話を戻す。。。
人財⇒出店が逆になると、血と形容した、オーナーの思いが薄くなる。

私の知っている大企業で

100店舗100業態を掲げていらっしゃった企業があった。

勿論それは成功をし、今も尚成長し続けている。

これが展開の基本!!

従事者のやりたい事(店舗)に全力で企業として向き合い、バックアップをする。

そこまでに企業と社員との関係性を密にして信頼関係を築いた後、出店。

当然そこには、任される社員の思いや考え、営業方針や意思という血は色濃くあり

その店舗で働くスタッフにもその思いは注入される。

それがやりがいに繋がり、次のステップへとつながる。

オーナー自身のやりたい事を人材も揃えず展開しようとすると

当然、破滅に導くか、もしくは既存の従事者への負担は重くなり、

離職率に繋がる。

それでヨシと考えるアホ経営者ならそれでいい。

自分の企業で働いているスタッフを機械の様に働かせる。

勿論それはそれでダメな話でもない。

なら当然そこには、やりがいもへったくれもなく、作業員の集まりなのだが、

それだからこそ給料という名目で、それなりの対価が支払われるべき案件で

それを安月給で労働させていては、今度は従業員からの不満が募り、

それも破滅への第一歩。

業界毎の平均年収

人件費率や原価率を取るか、やりがい比率を取るかになる。

ここまでくると当然分かる様に、やりがい幸せ比率を取った方が近道なのは

分かりますよね?

やりがい幸せ度数が上がると、店舗の状況は良くなり、その幸せオーラは伝染し

不思議と集客に困らなくなる。

これは第1店舗目を開業したオーナーならご存じの通り

でもいつの日からか、自ら通った道を忘れ、企業ボリュームを上げる事が

社員の為だと、訳の分からない大義名分を掲げる様になる。

大概、そこまでいくと、オーナーは良い車に乗り、良い所に住み、

充実した日々をこれ見よがしに、SNSにアップする様になる。

社員の為ではなく、自分の為なのだ。

オーナーと中間管理職のやりがいという名のベクトルの方向を一緒にし

そこに給与という成績表を添付した時こそが本当のやりがいに繋がる。

やりがいのある40万円と、やりがいのない40万円では

価値が全然違うのだ。

どんな状況であれ、安月給(今の時代であれば20万円程度)で働かせている企業は論外で

お給料を40万円と、高く支払っているから大丈夫!!
なんて企業もこれから淘汰の要因になるのでしょう。

企業の為、お店の為、自分の為。っと、やりがい幸せ度数の上に

今でいえば40万円の給料が支払える

これが今後のサービス業界、接客業界をささえていく企業になるのでしょう。

今は本当に寂しい気持ちで一杯です。

今の時代、立ち直れる時代です。
不死鳥の如く立ち上がって欲しい気持ちでしかない。。。

今日はここまで

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