【日記】海田町と呉に行った日曜日(後編)
この記事は昨年11月12日に公開した【日記】海田町と呉に行った日曜日(前編)の続きになります。
10月23日(日曜日)の午前に海田市駐屯地の創設記念式典を外から見終わった後
JR海田市駅からJR呉線で呉市へ向かいます。
呉市では「呉海自カレー・呉グルメフェスタ」が大和ミュージアムの隣にある大和波止場と言う広場で開催されていました。
呉市では海上自衛隊の各艦艇や基地の部隊が独自に作るカレーでのイベントを何度も開催していて、大和波止場でのイベントもその1つだ。
とはいえ13時ぐらいに到着した時には、海自カレーはほとんどが売り切れていた。
しかし、目的はカレーでは無いので問題ない。
海自カレーのイベントなので海上自衛隊も参加しています。
海上自衛隊で不発弾や危険物の処理を行う水中処分隊が海上を移動するのに使う「水中処分母船」が公開されていました。
また海上自衛隊呉地方隊による、海上自衛隊の制服によるファッションショーも海自の広報担当の司会で行われていました。
もちろんステージに立つのは隊員達だ。
丁度見た時は音楽隊の制服紹介の時で華やかさがありましたね。
時間は午後13時半ぐらいになり腹が空く
カレーは無いが、細うどんの露店は販売をしていたので注文する。
次の目的へ向かう前に腹ごしらえだ。
今度は船に乗ります。
呉港で乗れる遊覧船のクルーズである「呉艦船めぐり」に乗船します。
この艦船めぐりは呉港と向かい合わせにある、海上自衛隊呉基地の艦艇を眺めるクルーズになる。
今回は目当ての艦艇があったのです。
2日前の10月21日にカナダ海軍のフリゲート艦「バンクーバー」と「ウィニペグ」が海自呉基地に入港しました。
2019年にフリゲート艦「オタワ」が入港して以来、3年ぶりのカナダ艦艇の入港だ。
日本では珍しいカナダ海軍の艦艇を見るのが呉へ行った主な目的です。
2019年の「オタワ」は北朝鮮の瀬取りを監視する任務を行っていて、「バンクーバー」と「ウィニペグ」は台湾海峡を通過した後での呉入港だった。
カナダの艦艇が日本に入港するのは友好親善でもありますが、カナダが東アジアの安全保障に関わっていると言う意味でもあるのです。
この日の呉は洋上風力発電の建設に使われる作業船であるSEP船が居ました。ほぼ完成した状態に見え、幅広の船体に高いクレーンは特殊な船も艦船めぐりの船上から近くで見れた。
また、海上自衛隊初の油槽船「YOT-01」と「YOT-02」も見れました。
補給艦は燃料だけではなく、水や食糧も艦艇へ補給できる。油槽船「YPT-01」型は燃料を民間企業から受け取り、海自基地へ運ぶ船と言う違いがあります。
これまで海自基地の燃料は民間企業に依頼して持って来て貰っていたのを、海自が自前の船で運ぶ方針に切り替えた背景のある船でもあります。
こうした民間や自衛隊の珍しい船を見られるのも呉ならではです。
呉での目的を果たしたので、今度は福山市で開催されている「フクヤマニメ」と言うアニメなどサブカルチャーのイベントに行こうかとも考えていましたが、さすがに40手前のおじさんである。
うどん一杯だけで福山市へ行くのは厳しい。
広島市へ向かい、「メロンブックス」で同人誌を買ってから、お好み焼きと鉄板焼きの店である「もみじ亭」で呑みと夕食としてこの日を締めくくる。
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