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5年ぶりに100Km歩け歩け大会に参加した理由

2018年以来、5年ぶりの三河湾チャリティ100Km歩け歩け大会。今回で8回目。2012年の初参加時は52Km、リベンジの2回目も89kmでギブアップ、3回目のチャレンジでようやく初完歩。
毎年チャレンジしていたものの、2019年は仕事が例年以上に佳境のため見送り、その後はコロナ禍のため、大会自体が中止。そして、再開した今年。今年も仕事などを理由(言い訳)に見送ろうとしたものの、幾つかの前向きな理由で参加を決意。
今年も例年同様に途中で何度もギブアップしようと思いながらもなんとか完歩できました。本当に辛いんですよね...。今年、完歩できた前向きな理由をお伝えします。完歩できなかったら内緒にしておく予定でした...。

ゴール地点にて

前向きな理由①選択肢

探求学習などで学生・生徒たち、企業研修などで大人たちにNEC未来創造会議で学んだ塩沼亮潤大阿闍梨の言葉「選択肢はふたつしかない。選ぶのは遠回りで面倒くさい道。簡単に早く行ける道を選ぶと人間力が育たない」を引用しながら選択肢を持つことの大切さを伝えてきました。僕自身もハーフセンチュリー(50歳)間近にNECでない違う選択肢を選びました。選択肢を持つということは逃げ道をつくると解釈されるケースもあります。自分に合わない場合であれば、自分に合う選択肢を持つことに賛同しますが、外部環境を理由に回避する場合もあります。人は弱い存在であるから100%否定する訳ではないですが、自分が選んだ道なのだから全うしてほしい気持ちもあります。
では、僕は自分が選んだ道を全うできているのか?、全うする覚悟があるのか?、と問いた時に外部環境を理由に言い訳しそうになる時があるので、選択肢を持つことの大切さに加えて、選択肢を持つことは投げ出すことではなく、自分のやりたいことを叶える道だということを自分自身に言い聞かせるために参加しました。

前向きな理由②娘

今回のゼッケン番号は「18」でした。娘の年齢。現在、高校3年で受験に挑戦しています。中1の時に起立性調節障害になって不登校となり、体調や学力を考慮してN高校への進学を決意。通信制高校のため先輩や同級生の情報交換もない中、受験に向き合っている姿を見る度に僕自身が諦める姿を見せられないと思うことも多々あり、今回の大会でも足を止めずに一歩一歩前進しました。

前向きな理由③仲間

前回(2018年)一緒に歩いた仲間は91Kmで断念し、今年、リベンジ。見事に完歩!
前回一緒にゴールできなかった至らなさを負い目に感じていたのですが、再開したら一緒に歩きましょう!とずっと言ってくれていて(涙)。100Kmは長くて一緒にゴールするのは困難と実感しています。最初の50Km程度までは余裕があるので一緒に歩けるものの、後半はそれぞれのペースで歩かないとお互いにペースを崩して、お互いにゴールを果たせなくなる。
僕自身も初回参加時に一緒に参加した仲間に途中から追いついていけなくなり、先に歩いてほしいと懇願したほどでした。ある側面から見ると「一緒にゴールできない=相手を見捨てた」とも思われるのですが、物理的な距離は離れているとしても気持ちは一緒に歩いていると思っています。今年も75Km地点から別々に歩いたのですが、二人共に完歩!
いや、三人で完歩。大学時代の仲間も他の大会を同時間に参加しており、初参加ながら完歩。
アフリカの諺に「早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」(if you want to go fast, go alone; if you want to go far, go together.)があります。仲間と一緒だったからこそ完歩できました。一人だったら早く行く前にギブアップしていました...。

スタート地点にて

まとめ

三河湾チャリティー100km歩け歩け大会の大会趣旨は「100kmを歩く中でいかに多くの感動・感激・感謝を感じることができるか」自分を信じ、相手に感謝する気持ちの両者を兼ね備えていれば完歩できるし、そうでないと完歩できないのだと思います。
ありがとうございました!

これまでの記録

2023年 100Km(完歩)23時間51分
2022年 コロナ禍で大会中止
2021年 コロナ禍で大会中止
2020年 コロナ禍で大会中止
2019年 仕事を言い訳に参加を断念
2018年 100Km(完歩)25時間12分
2017年 100Km(完歩)25時間34分
2016年 100Km(完歩)24時間49分
2015年 100Km(完歩)25時間52分
2014年 100Km(完歩)23時間25分
2013年 89Km
2012年 52Km



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