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Thinking out of the box.という言葉との出会い。当時、人生二毛作目の5歳。

2008年に黒船と言われたiPhoneが上陸して、当時、ケータイ(ガラケー)の商品企画をしていた徐々に断崖絶壁に追い込まれると同時に、リーマンショックや311東日本大震災を通じて確実に生活者の価値観が「SHARE」(共有・共生・共感・共創)に変わりつつある中、SHAREに関連する場に飛び込んでいた時に出会ったデンソーさん主催イベント「Creators' Talk」と、そのデザインをしていたボブ・スリーヴァさん。

Creators' Talkというクリエイティブコミュニティ

iPhoneの上陸でケータイメーカーが断崖絶壁に追い込まれているのと同様に自動車業界も自動運転や電気自動車の登場によって転換期を迎えていました。愛知県刈谷市に本社があるデンソーさんは地方では最前線のキーパーソンに出会うのが難しいため、デザイン部門を渋谷に設置したそうです。当初は、デンソーのデザイナーたちが色々なキーパーソンを訪問していたものの限界があるため、発想を転換して、自主イベントを開催してキーパーソンを一同に呼ぶことに。結果として、その場にはデザイナー以外の社員も参加できるようになり、一気に会社の文化が変わっていったそうです。

Thinking out of the box.

そんなCreators' Talkのデンソー内での仕掛け人 森敏史さんと、Creators' Talkという場をデザインしていたボブ・スリーヴァさんと出会ったのは2011年4月。初めて出会ったにも関わらず、自分事のように熱く語ってくれたボブさん。「日本のモノづくりの会社はブランディングする時、自分が入っている“箱”から出て、もっと広く世の中を考えるべき」とのこと。日本のケータイがガラケーと揶揄されることもありながら、井の中の蛙だった僕らはiPhoneという黒船が上陸するまで自分たちの市場がガラパゴスとは思っていませんでした。グローバルスタンダードを先取りしていると思い込みながら、結局、独自進化をしていただけ...。だからこそ、Thinking out ob the box.というボブさんの言葉が突き刺さりました。

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Creators' TalkからS&S Loungeへ

デンソー 森敏史さんやボブ・スリーヴァさんとの出会いを通じて、僕は毎月開催されるCreators' Talkの虜になりました。そして、出会いから半年後の2011年10月にCreators' TalkのNEC版「S&S Lounge」を開催することになりました。この時の感動は今でも鮮明に覚えています。この話は、また後日。別の機会に。

Thinking out of the box.から学んだこと

新しい価値を共創するためには、まずは仲間を見つけること。越境は、共創の第一歩。




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