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【3月6日】阪神オープン戦まとめ(甲子園での初勝利!楽天戦を振り返る!)
こんにちは!かったーです!
今回は3月6日におこなわれた阪神VS楽天のオープン戦を阪神ファン目線で振り返っていきたいと思います。
前日までの楽天とのオープン戦であまり良いところがなかった分、この日は結果も含めて収穫の多さが目立った試合でした。
その中で特に気になった選手・気になったポイントをまとめていくので、野球ファンの皆さんは是非ご覧ください!
スコア
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スタメン
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野手成績
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投手成績
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気になった選手
桐敷拓馬
2週連続でガンケル選手が腰の張りで登板回避した影響でドラフト3位の桐敷拓馬選手が先発を務めました。
ガンケル選手の登板回避はかなり気になるのですが、その緊急事態に桐敷選手がどんな登板内容を見せるのかは非常に楽しみでした。
結果は4回 62球 被安打1 奪三振3 与四球1 無失点と上々の甲子園デビューとなりました。
これまでの実戦でも見せたインコースに投げ込むスタイルと多彩な変化球で抑え込むことができました。
初回西川遥輝選手に四球を与えたことと4回に島内宏明選手に内野安打を許しただけで、大崩れしそうな雰囲気は全く感じられませんでした。
登板後桐敷選手は
「左バッター、右バッターにインコース投げることができたのでそこは一番良かった」
とコメントしており手応えを感じているようです。
1番印象に残っているのが初回の西川選手に四球を与えた場面です。
2球で簡単に追い込むことができたものの、西川選手持ち前の選球眼の良さでボールを見極められ四球を与えてしまいます。
これに関して阪神OBの岩田稔さんが
プロでは早々に配球パターンを研究し尽くされます。誘い球に乗ってもらえないケースはさらに増えていくでしょう。今後は「ボール球を振ってくれない打者」を打ち取る術も身につけなければなりません。たとえばストライクゾーン内の低めいっぱいで選球眼の良い打者を反応させた上で、曲げたり落としてゴロを打たせる。このような1球で仕留める方法にも磨きをかければ、より球数を少なくイニングも伸ばせます。
とコメントしており、配球のパターンを増やしていくことの重要性を解説しています。
西川選手レベルの選球眼を持つ選手はそうそういませんが、桐敷選手の投球にプロの打者は必ず対応してくるはずです。
その時にどのような対策を打っていくのかに今後は注目していきたいと思います。
熊谷敬宥
この日9番セカンドでスタメン出場したのが熊谷敬宥選手です。
キャンプ序盤は打撃に守備にアピールを重ねていたのですが、中盤以降はあまり目立つことができていなかった印象です。
セカンドでの出場機会も少しずつ減ってきていて、昨年のような外野と内野をどちらもこなせるユーティリティプレイヤーとしての予行演習が増えたように感じます。
そんな中数少ないセカンド守備・打席でのチャンスを得たこの日にアピールすることができました。
3回裏ノーアウト1・3塁で迎えた第1打席、1塁ランナーの梅野隆太郎選手が盗塁を決めて2・3塁になった後、低めの落ちていく変化球をうまく拾って、先制タイムリーを放ちました。
2球で簡単に追い込まれてから粘りを見せ、カウントを整えることができた上で放った先制タイムリーだったので、印象に残りました。
そして1アウト後、盗塁を決め長所を最大限にアピールします。
守備でも軽快な動きを見せ、守備力のアピールもできました。
熊谷選手は試合後
「もらったチャンスで、もっともっとアピールしていきたい」
と満足していない様子が伝わってきます。
糸原健斗選手の守備不安による他の選手のセカンド起用を望む声も糸原選手の打撃での安定感の前に減ってきたように感じます。
このままいけば糸原選手がセカンドのレギュラーとして出場すると思うので、熊谷選手はこのような数少ないチャンスに爪痕を残して、レギュラー奪取のチャンスを待たなければなりません。
持ち味を発揮する熊谷選手を期待したいですね。
糸井嘉男
チーム最年長の糸井嘉男選手が6番指名打者でスタメン出場し、バックスクリーンに飛び込むツーランホームランを放ちました。
レフト争いが熾烈になっている中で、キャンプ中から安定してアピールを重ねているのが糸井選手です。
この日の糸井選手はホームランという結果も素晴らしいのですが、昨年2桁勝利を挙げた瀧中暸太選手相手に8球粘ったという内容も非常に素晴らしいものがあります。
甘い球がくるまで粘れるところがベテランの技術なのでしょう。
試合後糸井選手は
「追い込まれていたので、変化球を粘れて、真っすぐに対応できたという内容がよかった。今も本番も一緒なので、自分の場合は。結果が出るように頑張りました」
と内容にも満足がいく打席だったようです。
続けて
「寒いです。この時期は、外が寒い。40歳になると、体…動けへん!」
とコメントしており、相変わらずの面白いコメントです。
矢野監督は
「いいホームランだったのはもちろんそうだし、嘉男(糸井)の姿勢は、キャンプからずっと見本になってくれている」
とかなり評価するコメントを残しているので、糸井選手の開幕スタメンも現実味を帯びてきています。
この日はライバルのロハス選手・江越大賀選手も結果を残しており、まだまだレフトの争いは続いていくでしょう。
湯浅京己
この楽天3連戦では良い投球を見せた中継ぎ候補が多く、課題の中継ぎ陣に少し希望が見えてきました。
この日投げた浜地真澄選手・湯浅京己選手・石井大智選手の3人も良い投球を見せています。
その中で今回は湯浅京己選手を取り上げたいと思います。
3番手でマウンドに上がった湯浅選手は1回 16球 奪三振1 無失点と1軍経験豊富な炭谷銀仁朗選手・川島慶三選手・小深田大翔選手を三者凡退に打ち取ります。
最速150キロの直球で押し込むことができ、フォークで三振を奪うこともできました。
ただボール先行気味だったので、そこを課題に次回登板までに修正してもらいたいですね。
大山悠輔
キャンプ期間中は好調を維持していた大山悠輔選手ですが、オープン戦に入り状態を少し落としていました。
この日5試合18打席目にしてオープン戦初安打を放ち、さらにバットを折りながらも2本目のヒットを放ちます。
ただ素人目に甘めのボールを何球かあっさり見逃してしまうシーンも見受けられたので、まだ課題は残っているようにも感じます。
この2本を足がかりに復調のきっかけにしてもらいたいですね。
矢野監督は
「もちろん結果がきっかけになる。悠輔の中で何か変化があったのかもしれないという感じがもちろんある」
とコメントしています。
正直大山選手には過去の実績があるので、この時期のオープン戦で結果が出なくても問題ないのですが、あまりにも簡単に凡退している打席が続いたので少し不安になったファンも多かったと思います。
この2本のヒットでファンも大山選手自身も一安心できたと思うので、休み明けのオープン戦からまた仕切り直して頑張ってもらいたいですね。
気になったポイント
中継ぎ右腕
この楽天戦では中継ぎ候補の若手選手たちが好投し、開幕1軍入りに向けて大きなアピールを見せました。
4日金曜日には小川一平選手が勢いのある直球とカーブを織り交ぜ3回無失点。
5日土曜日には小野泰己選手が最速151キロのストレートを武器に1回無失点・及川雅貴選手が2回無失点。
6日日曜日には浜地真澄選手が3回1失点・湯浅京己選手が1回無失点・石井大智選手が1回無失点。
全員150キロ近辺の直球を投げることができ、中継ぎとして1イニングを牛耳る素質は十分あります。
それぞれにそれぞれの課題があり、これで安心とはいきませんが少し希望が見えた3連戦になったので、気になったポイントに挙げさせてもらいました。
レフト争い
記事にもしましたが阪神のレフトはレギュラーの目処が立たないまま、3月上旬を迎えています。
5日には1番で起用された島田海吏選手が2安打を放ち、2試合連続でスタメンのチャンスを得ましたが、この日の試合では良いところがなく連日のアピールとはいきませんでした。
その島田選手に負けじとこの日はレフト候補の外野手が揃ってアピールに成功します。
ここまでほとんど良いところがなかったロハス選手がフェンス直撃の二塁打を放つと糸井嘉男選手はバックスクリーンへのホームラン、代打で江越大賀選手がしぶといヒットとそれぞれがアピールを重ねます。
レフト争いは糸井選手が一歩リードかと問われた矢野監督は
「いやいや、それは決めていない。レフトは全然決まってない」「その中でもいいホームランだったっていうのはもちろんそうだし、ヨシオ(糸井)の姿勢というのはキャンプからずっと見本になってくれているところも含めてね、ヨシオがやってくれてるなっていう印象ではあるけど、それはまだまだ試合が残ってるんでね」
とコメントしており、レフト争いの結論はまだまだ先ということを強調しています。
レフトは守備も当然大事ですが打力・長打力が優先的に求められるポジションです。
まだオープン戦は10試合残っているので、その間に1番打った選手・打撃でインパクトを残した選手が開幕スタメンに名を連ねるはずです。
この日のような激しい争いを期待しています。
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