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【6/25対中日10回戦○】先発全員安打・10得点で大勝!投げては伊藤将司が8回無失点!課題の下位打線に光が見えてきたか!?

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、2連勝です!

悪天候ということで選手たちにとっては負担が大きかったであろうこの試合。

序盤から打線が繋がりガンガン点数を奪うことができ、余裕を持って試合を運ぶことができました。

投げては伊藤将司選手が毎回ランナーを背負いながらも8回無失点と好投。

阪神ファンにとって最高の勝ち方ができたと思います。


登板数が嵩んでいた中継ぎ陣を休ませることができたり、下位打線を担う選手に当たりが出たりと、直近の課題を解消する可能性が感じられたのも個人的には嬉しかったポイントです。

大勝となったこの試合を気分良く振り返っていきたいと思います。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

伊藤将司

”のらりくらり”という言葉がとても似合う投球内容でしたね。


前回登板の完投勝利から中6日、雨天の影響もあったと思いますが序盤から球数が嵩んでいたので、調子は良くなかったと思います。

それでも右打者のインコースを攻める投球とピンチで三振・併殺打を奪う低めの決め球が光り、8回まで投げ切ってくれました。

大量援護に助けられた側面もありましたが、調子が悪くても抑えられるのは流石の一言です。

また打撃でも2つの犠打2点タイムリーも放ちチームに貢献します。

下位打線から上位打線へ繋ぐ良い仕事を果たしてくれました。


これで伊藤選手は昨年から甲子園で7連勝となりその点に関して

「ホームなので、自分自身負けたくない気持ちもあるので、そういうところから来ているんじゃないかな」

とコメントしています。

甲子園で長いイニングを投げる姿が定着しつつありますね。


矢野監督は試合後

-先発伊藤将の投球は  
「ここ最近ずっと、いい感じで投げてくれていますし。いつも丁寧に何とか低く、まあ時には大胆にっていうような投球を、梅野としっかりやってくれたなと思います」  
-毎回安打は許したがよかった点は 
 「真っすぐが(よかった)。相手は逃げるボール、右打者から逃げるボールが頭にあると思うんですけど、そういうのをしっかり裏をかきながら真っすぐで押せたところが大きいかなと思います」

と伊藤選手についてコメントしています。


青柳晃洋選手・伊藤将司選手が2試合続けて長いイニングを投げてくれたので、前カード登板数が嵩んでいた中継ぎ陣を休ませることに成功しています。

中継ぎ陣を注ぎ込める体制は整っているので、次戦の西純矢選手には先を見据えず目の前の打者に集中して本来の投球を披露してもらいたいですね。



小幡竜平

先制タイムリーの糸原健斗選手・22試合連続ヒットの近本光司選手・5打席連続ヒットの梅野隆太郎選手ら野手陣で目立った選手は沢山いますが、昇格即爪痕を残した小幡竜平選手を今回は取り上げます。


チームが大きく苦しんでいた4月にスタメンの機会が増え、主に守備面での活躍が目立ちましたが、打撃の方で苦しみ5月6日に登録抹消されてしまいます。

成績が残っていなかった以上に、疲れか焦りか理由は分かりませんが、当てに行くようなスイングが目立っていたので、そこが個人的には1番心配でした。

確かに小幡選手は”ホームランバッター”ではないので「長打をガンガン増やして欲しい」と現段階では思いませんが、力強いスイングで鋭いライナー性の打球を飛ばせる選手だと私は思っています。

2軍合流後、小幡選手は打撃の方で好成績を残し始め、全試合を追いかけた訳ではないですが、スイングの鋭さが戻ったように感じます。

小幡竜平 2軍成績(6/25時点)
打率.317(126-40) 1本塁打 15打点 21三振 7四球 9盗塁
出塁率.358 長打率.429 OPS.786 得点圏.303 10失策


そしてこの試合の前に1軍再昇格即スタメンに抜擢され生き残りを賭けた勝負が始まりました。

結果は「4打数1安打2打点」でまずまず爪痕を残すことができました。

犠牲フライ・根尾昂選手から打ったタイムリーももちろんですが、打球の質やスイングが抹消前より改善されていて、結果はともかく出場した際にこれを継続して欲しいです。


小幡選手は

「抹消されたときの悔しい思いを忘れずに取り組んできましたし、しっかりとアピールして、チームの力になれるように頑張ります」

と力強いコメントを残しています。

守備走塁で貢献できることは証明済みなので、なんとか打撃でアピールしてレギュラーを今度こそ掴んで欲しいですね。



気になったこと

下位打線から上位打線へ

広島との3連戦3戦目のnoteで「7番を打つ選手と捕手の打力が課題だ」という話をさせていただきました。

6月に入り3番から6番まで安定して打つことができているので、開幕当初の得点力不足は解消されてきた印象です。

ただ広島3連戦では5番大山悠輔選手・6番糸原健斗選手が封じ込められ、その途端に拙攻が目立ち、負け越してしまいました。

その要因が”下位打線の薄さ”でここを改善しないことにはさらなる浮上はないかなあと思っています。


その下位打線改善の兆しがこの試合を含めた中日との2試合で見えてきたように感じます。

1番は梅野隆太郎選手に当たりが出始めたことで、今後しばらくはスタメン起用を増やして欲しいなあと思っています。

8番を打つ梅野選手が出塁し、投手の送りバントでチャンスを作り上位打線で返す攻撃が2回裏と3回裏ででき、昨年の前半戦を思い出しました。

また梅野選手だけでなく、小幡竜平選手の活躍や途中出場のロハス選手がツーベースを打ったのも見逃せません。

ベンチにいる糸井嘉男選手・山本泰寛選手・北條史也選手らも下位打線の厚みを維持するために、活躍してもらわないと困る選手です。

この試合の形を目標に、抜け目のない打線を形成して欲しいですね。



中野・近本を休ませて欲しかったなあ…

この大勝の中、唯一不満があるとすれば「中野拓夢選手・近本光司選手をフル出場させたこと」です。

今季近本選手は全試合フルイニング出場中中野選手は4月に懲罰的に途中交代させられた試合以外はフルイニング出場中です。

2人ともセンターラインを守り、盗塁も決める選手なので他の野手よりも負担が大きい選手でしょう。

さらに近本選手は昨年最終盤、中野選手はオフ期間中に下半身の負傷を経験しています。


万が一離脱となるとチーム全体がガタガタになるおそれがある選手たちなので、できるだけ負担を軽減するために、この試合のような大量点差がついた試合ぐらいは途中交代させて欲しいなあというのが個人的な意見です。

また万が一2人が離脱となった際にショートを守るであろう小幡選手やセンターを守るであろう島田選手に少しでも経験させておくのも危機管理として有効だと思います。


もちろん中野選手・近本選手の体の状態を把握した上で起用していると思うので、私が気にし過ぎなだけかもしれません。

それに途中交代で彼らの負担がどれほど和らぐのかも分からないので、無闇に批判するつもりはありません。

あくまで素人の感想です。



こちらのnoteも是非ご覧ください↓

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ありがとうございました。

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