進路は自分で決めるべき
子供に対して、理系に行けっていう親が多すぎる。
理系にいけば人生安泰、文系にいけば人生破滅とか言っている人をみると本当に残念に思う。何もわかってなさすぎる。
文系に行ってもめちゃくちゃ活躍してる人はたくさんいるし、理系に行ったって私みたいに挫折して落ちこぼれて底辺になって理系科目大嫌いになって文転して、ってケースも山ほどある。
実際、私の友達の超優秀な理系の子たちですら、理系来たけど将来研究をしたいわけでもないし、なにをしたらいいのかわからないと言っているこをちらほら見る。
理系の方が収入高いからとかいうけどそれはあくまでつらい理系の勉強に高校、大学と耐えてちゃんとやり抜けた人の話。
そういううわべだけをみて、理系が辛くて挫折した人が大勢いることを考慮してない。
文転なんて、めちゃくちゃ不利。ふつうに、理系から文転するのと、最初から文系を選ぶのでは全然いける大学は変わってくる。だって、何コマも文系の授業受けてる人と理系の授業受けて理系の宿題やって片手間で文系科目の勉強してる人じゃ文系の人が有利なのは当たり前。
理系に行って欲しいという気持ちはわかるけどそれを押し付けるべきではないし、理系に行ったら将来安泰なんてそんなの間違ってる。
文系に行ったって、コミュ力と行動力があればいくらでも出世できると思うし、実際社長とかは文系が多い。
とにかく言いたいのは、文理選択は親に流されるべきはない。
自分が理系に興味があって、理系に行くのはいいと思う。たとえ数学や化学が苦手だったとしても、好きだと思えるなら頑張れるから。
でも、理系科目に苦手意識があり、理系科目をやりたいと思えないなら理系に行くべきではない。理系に進んだら、大学も、仕事も理系のことになる可
能性が高い。それなら自分のほんとにやりたいことを学ぶ方が良い。
あと、親は「理系至上主義」みたいな思想を植え付けないほうがいい。
私みたいにそれに飲まれて理系を選んでしまって破滅するケースはいっぱいあると思う。
文理選択は、一生を大きく左右するものなんだから、自分で決めるべき。ほんとに。
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