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選挙で伝えたかったスポーツビジネス政策について

こんにちわ!

令和元年10月27日の宮城県議会議員選挙(若林選挙区)で6486票で落選してしまった高橋克也です。次点で共産党まで550票足らず。悔しい気持ちはありますが、次に向けて引き続き政治活動続けて参ります!

はい、今日はここにスポーツビジネス政策について書きたいと思います。

↓動画もチェック!

※獲得票数は6486票でした!

※大崎市のプロ女子ボクサーと言えば藤岡奈穂子選手!

※文化庁→文科省!

①スポーツ市場はこれからどのくらい伸びるのか

まずは現状認識ですが

日本は「スポーツ立国」なるもの目指してます。
オリンピックの先の2022年までに

・国
・地方公共団体・今日機関
・国民
・民間企業
・スポーツ団体

が一丸となりスポーツを成長産業へと押し上げようという計画です。(スポーツ基本計画第二期)

現在5.5兆円規模の産業を2025までに

15兆円!(KPI)(約3倍)

までに伸ばそう!という計画です。

ある程度の内訳はありましてスタジアムの改修新設含む街づくり、プロスポーツの興行収益拡大、アマチュアスポーツの拡大、IoT活用、周辺産業、スポーツツーリズム、スポーツ実施向上策から用品関連の販売促進などなどの各分野の予算計画の倍増。

あとでまた書きますが2021年までに週に1回運動する国民を65%、3人に1人までにあげたいというKPIもあります。←ここ大事。

僕はここで宮城県は

・東北楽天ゴールデンイーグルス

・ベガルタ仙台

・89ERS

野球、サッカー、バスケのプロリーグチームの拠点があり、大小さまざまなスポーツが盛んな宮城県に、この市場規模を伸ばす国の政策に便乗し、15兆円の1割でも宮城県で動く流れを創りたいと考えました。

ちなみに上記チーム以外でも日本国内、海外で有名な宮城県仙台市のスポーツ関連会社ご存知でしょうか?それはプロテイン、サプリメーカーのHALEOさん!トレーニーの愛用はもちろん、今回ラグビーワールドカップで活躍した選手達のサポートも。こういった会社も宮城県にはあるんですね。

ではどうやってビジネスとして動かすのか、次の章に。

②宮城県にナショナルトレセンを!

なぜナショナルトレセンか?
まずナショナルトレーニングセンターとは?
味の素ナショナルトレーニングセンター
事業紹介
味の素トレセンを舞台に、JOCは選手強化をはじめ、さまざまな事業を展開し、日本の国際競技力の向上を目指します。

1.選手強化合宿事業
国内強化合宿の中核拠点として、JISSと連携し、より効果的・効率的なトレーニングを実施する。
2.JOCスポーツアカデミー事業
味の素トレセンを活用した強化合宿を積極的に行うとともに、複数競技の専用練習場を持つ中核拠点のメリットを生かした競技団体間の連携を促進させながら、「チームジャパン」として各競技共通のプログラムを構築し、JOCスポーツアカデミーを中心とした選手強化事業をオリンピック実施競技団体と関係団体が一枚岩となって実施する。
3.栄養管理事業
アスリートヴィレッジの食堂を利用し、栄養や健康管理に関する指導を行う。
4.拠点ネットワーク・情報戦略事業
屋外や水辺系の競技の強化拠点とのネットワークを構築し、各種強化事業を効率的に展開する。
5.競技間連携事業
各競技が交流する機会を設け、チームジャパンの意識の浸透を図る。
6.競技会開催事業
競技力向上のための競技会を実施する。
7.スポーツ情報・医・科学連携事業
JISSと連携し、選手や指導者に必要なサポートや情報提供などを行う。
8.国際交流事業
世界各国と交流し、情報交換や技術交流、国際コミュニケーション力の向上を図る。
9.アンチ・ドーピング普及事業
選手や指導者のアンチ・ドーピングに対する意識の向上を図る。JADAと連携して必要な教育を行う。
10.その他の事業
ウエイトトレーニングのサポート、ストレスやプレッシャーへのカウンセリング、マスコミ対応教育などを行う。

いわゆるトップアスリートが使用する施設なんですが、

僕は上記に経済産業機構も含んだものを考えるべきだと思っています。

なぜか?

それは未だに世界と比べて日本のビジネス産業は劣っているから。

2014年時点でアメリカではスポーツ市場は55兆円規模になっている。いやいや、元々の規模が違うでしょ?という意見は

人口3億人ちょいで55兆円
人口1億人ちょいで5兆円

つまり日本が人口を米国と同一にしたところで市場規模は一緒には、なり得ないのだが、逆に伸びしろが凄くある!
追記:これはどの市場にもこれから当てはまってくるだろうが、インターネット社会において、ムラ社会話は少し思考停止状態になってきているのでは?と危惧しています。もっともっと世界は広くて面白い、そんな世の中で未だにどうするかの前向きな議論に「いやいや現実みなさいよ」「うちの地域では無理だ」「元々もってる国民性が違うでしょ?」なんてことは置いていてほしい。

少し話は逸れましたが「この経済産業ラボ付きトレセン」を中心に

・東北各地からジュニア、ユース、セミ、プロアスリートの育成

・スポーツビジネス人財育成

・各種世界大会の誘致・実施

・世界各国の人材招集拠点 

国内のみならず世界に輩出できる人材育成をする拠点を設け、東北を中心としたスポーツビジネスの拠点を設けるのです。ここからまずは国内の市場規模の1割を動かす仕組みをつくりたいと考えいます。

市場規模を3倍に増やすならば同様に関連人材も育成すべきである。

ナショナルトレセンを東北だけではなく、関西、九州沖縄に同施設を配置し国内の一層スポーツの高みを目指します。

「スポーツは振興から産業へ」
ある程度の普及ができたら次は産業として成立させないと生活ができないのが現実。ここにあまり目を向けてこなかった。
今回ラグビーワールドカップで盛り上がった日本代表も大会が終われば元の生活に戻ります。一時的ではなく「ラグビーの試合、普通に観戦に行く!」「ぜひプロリーグ立ち上げ!」「子どもにラグビーをさせたい!」などなど、産業基盤を広げ団体個人でのプロモーション等こなし、しっかりとした年俸が払える基盤が確立されてくる。いつまでももらうだけではなく、そういった選手、関係者に還元できる仕組みも大事。

今回いただいた夢、希望を違う形でシェアすることが大事。

一度、夢、希望を失った「宮城県」今回選挙に立候補した「仙台市若林区」だからこそ、次の世代に夢希望を託せる施設を誘致、新設すべきだと考えていました。
ただ若林区が良いと思っているわけではありません。

若林区が良い理由

1:仙台空港が24時間民営化

若林区のお隣名取市。24時間民営化。これによって世界、アジアと行き来が容易になり世界各国から選手スタッフが往来でき、大会はもちろんスポーツツーリズムによる経済効果期待。また宿泊施設、トレーニング施設の拡充により空港近隣の街づくり、そこから区内の新しいまちづくりが世界に発信できるモデルケースとなり得る可能性があります。

2:仙台市塩竃港が隣接

若林区のお隣は宮城野区。実は仙台塩釜港は震災前よりも販路、コンテナ取扱量が拡大しております。

トレセン近くにスポーツロジスティックを誘致し、ここで育った選手が世界に羽ばたくときに,すぐにEC活用で世界各国へ関連物を輸出。次の日には世界アジアのフラッグショップに届くような流れを形成。

3:何よりも利便性

若林区は地下鉄東西線も乗降駅が多く、特に荒井駅近隣は仙台空港、仙台塩釜港結ぶ県道10号塩釜亘理線があります。東京からドアドアで2時間圏内、仙台駅よりも近い若林区、空港港湾設備も充実、このようなエリアは中々ありません。

以上を踏まえても、宮城県仙台市若林区以外に東北のスポーツビジネス、政策拠点を設けることは考えられませんでした。
実現可能な政策を次の30年後に向けて行動する責任がある世代だからこそ、今ある課題を解決しなければなりません。
ここかた東北の新産業、スポーツビジネスの拠点、スポーツ経済を動かす拠点まちづくりを進めていきたいと考えていました。

③これからのスポーツ政策兼健康政策について

これからのスポーツビジネス政策は「産業」としての意味合いはもちろんありますが、

スポーツ=健康です

上記の通り、

週に1回は運動する国民を3人に1人の割合にする

その為にはどうすれば良いか。

今、自民党本部ではスポーツジムに通う方に

「所得税の控除対象とすべきではないか?」という議論が進んでいます。

凄く良い政策だと思います。健康は何より「よく動くこと」は大事な要素ですから、そういった施設に通うことは「予防的保険」と一緒ですから、生命保険等同様、控除の対象は大賛成です。

宮城県は意外と健康リテラシーが低い都市

その課題解決にも一役買うでしょう。健康問題が解決できれば様々問題の

これを宮城県内版に置き換え、

・県内に本社を置く企業が運動施設、スポーツ関連事業、健康推進事業を展開、新規事業立ち上げする場合、一部法人税を減税する

・県内に本社を置く企業が運営するスポーツ、健康関連事業施設に通う会員は会費の一部を補助する

そういった「宮城県版県民健康投資」を進めるべきです。

これは決して実現不可能ではなく、県民の健康を守ること、夢や希望を与える活力の源「健康」に対して産業としての目線も向けることはこれからの100時代に不可欠な要素ですから、政府も動く以上地方自治体もこういったところにも目を向けなければなりません。

#100年時代の宮城づくり これはこれからの政策テーマになります。SDGs持続可能なまちづくり その根本は健康です。その手段としてのスポーツの可能性に期待しませんか?


以上、今回のスポーツ政策の概要をまとめてみました。

まだまだ勉強不足で補足はありますが、より良い実現可能な政策ができるよう提案して参ります。

なんにせよ実現には皆さんのお力が必要です。ぜひ、ご意見あればお聞かせください。

随時政策は精査追記してまります。

その際はnoteにまとめますので、ご一読ください。

長文お読みいただき感謝申し上げます!



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