7割は課長にさえなれません

割を食うのは30~40代 岐路に立つ正社員制度

正社員制度の雲行きがいよいよ怪しい。2019年後半、経済団体のトップや経営者から終身雇用や年功賃金を否定する発言が相次いだ。高度経済成長を支えた日本的雇用慣行もついに来年度以降は見直しが加速しそうだ。浜銀総合研究所の主任研究員、遠藤裕基氏は最も割を食うのは30~40代だと指摘する。その真意と対策を聞いた。

↑は、先日の記事だ。
何をいまさら、という話だと思うが、私自身、新卒で働きだした7-8年前からキャリアをどう形成していくべきかずっと考えていた。

と、いうのも前職の企業では30代前半で課長職(人をマネジメントする)につけることはまず、なかった。又、給料もいい意味でほぼ横並び。ボーナスの査定もざっくり
全社成績(6割)>>事業部成績(3割)>>>>>>個人業績(1割) 
といった感じで個別の実績を評価する、、ということがまずなかった。

勿論、個人業績も定性・定量があり人事部としても営業や貿易統括など、わかりやすい定量をおける所、バックオフィスなど難しい所などもあり、個人業績のweightを下げていることもあったとは思う。

それ以上に、厳しいなと思ったのは自分でキャリア形成ができないことだった。又、出世の順番も階段制になっているので年次が少し違うだけでなぜ、、と思う点も多々あった。

それが今までは、我慢をすれば(年次が上がれば)自分もそちら側にいける!という希望があったのだろう。ただ、今後はどうなるのか。我々20代が彼岸に果たしていけるのか・・・という疑問が常にあった。

そのため、前職の日系商社に新卒入社をした時からいずれは転職を、、と考えていた。

現職への転職の面接でも、なぜ転職を?と聞かれた際に
・自身で異動ができる点(自身が手を挙げて、異動先の部署と面接・合格したら部署異動・職種変更が可能なところ)
・早く昇進できそうな点(評価制度が前職より、、フェアであること)
(職務に対しての評価が行われ、年齢は関係がない。ただ、完璧な制度というわけではないが。。。) などを率直に答えた。

面接担当の方からは、「そんなに甘くないよ~笑」といわれたが何とか2年間サバイブしている。

そして、1Q中にマネジメント・戦略策定に携われるようJob levelを(課長職相当に)あげる。

ちなみに、年末年始の読書リストには記載しなかったが12月に読んだこの本は、今の若者世代が親世代の考えるライフステージで人生を設計するリスクを記載しており、興味深い。

ただ、思うのは
日々勉強し、キャリアをアップデートしないと不安になることは多いが、巷に胡散臭いキャリア論を語る人がとっても多い気がしている。。。

(あくまで個人の感想です。)

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