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なぜ今甘酒が流行っているのか?

こんばんは。
北畑です。

最近、甘酒がスーパーの飲料水コーナーの一角を占めるほど人気を呼んでいます。
寒い季節はホットドリンクとして、
暑い季節は清涼飲料として1年中販売されています。

よくテレビでも「飲む点滴」「飲む美容液」と言われています。
カフェやレストラン、居酒屋などでも甘酒を使ったカクテルやデザートを提供するところが増えています。

なぜそこまで人気であるか理由を紹介します。
甘酒には下記のようなメリットがあるからです。

甘酒の効能・効果について

甘酒が「飲む点滴」といわれるのは、体を構成する細胞のエネルギー源となるブドウ糖をはじめ、タンパク質やビタミンなどの栄養素が点滴に匹敵するほど豊富に含まれていて、吸収されるもの早いからです。
ただし、米麹と酒粕は製造工程が異なるため、どちらも同じ健康・美容効果が得られるわけではありません。

疲労回復効果

米麹の甘酒は発酵の過程でデンプンを糖化してブドウ糖に換えます。ブドウ糖は分子構造が砂糖より小さいため体内に吸収されるとすぐエネルギーに換わります。それによって疲労も早く回復すると見られています。

美肌・美白効果

米麹にも酒粕にも肌のうるおいを保つビタミンB2が豊富に含まれています。また、麹菌を培養するときにできるコウジ酸にはシミの原因となるメラニンの生成を抑える作用があります。
厚生労働省から医薬部外品の美白有効成分として認可を受け、さまざまなスキンケア用品に使われています。

腸活に良い

整腸・便秘の予防改善に良いと言われています。
米麹に豊富に含まれているオリゴ糖や食物繊維には、腸内環境を整え、便通をよくする効果があります。

免疫力アップ

米麹にも酒粕にも存在する麹菌は腸内で善玉菌のエサとなり、腸の免疫機能を高める一助となります。
ストレスや生活習慣の乱れ、加齢などで免疫力は低下しますから、そのような状況にある人には甘酒が有効です。

ダイエット効果

米麹に含まれるブドウ糖は、食後の血糖値を急上昇させる働きがあります。空腹を感じたときにブドウ糖を含む食品を摂ると少しの量でも血糖値が上昇するので満腹中枢が刺激され、空腹感が解消されます。
砂糖を使ったスイーツは少量では満足できずつい食べ過ぎてしまいますが、自然な甘味のブドウ糖はすぐに満足感が得られるのでダイエットの心強い味方になってくれます。

甘酒には紹介したように良い効果があるのでとても人気です。
酒粕の甘酒には高コレステロールや高血圧、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病の予防・改善に効果的な成分が含まれています。
また、うつ病などに関わるセロトニンという神経伝達物質の原料となるアミノ酸(トリプトファン)も酒粕に含まれているので、気分が落ち込むようなときも甘酒は有効です。
是非毎日甘酒を飲んで元気ハツラツにすごしましょう〜!



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