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【SDGs】目標1「貧困をなくそう」について

こんにちは、北畑です。

今日はSDGsの目標1について話そうと思います。
みなさんは貧困について考えたことがありますか?
日本人はもしかしたら自分には関係ない!と思う方が多いもしれません。
開発途上国を中心に世界中の人々が貧困に苦しまされていますが、
実は私たち日本も例外ではありません。

そもそもSDGsって何?という方はこちらをご覧ください。
また目標1のターゲットもこちらをご覧ください。


目標1「貧困をなくそう」について

貧困についてみなさんはどういうイメージがありますか?
「お金がない」「食べ物がない」「生きていくのに苦しい」、、などをイメージする人が多いと思います。
ただ国によっては当たり前の基準が変わってくると思います。
そこでお金が無いとはどれぐらいのことを言うのか、食べ物がないとはどのくらいのことを言うのか、わかりませんよね。

そういったSDGsに取り組む各国が共通の条件(ターゲット)を共有することで、他国と比較したり、自国の現状の課題を確認したりすることが可能となっています。

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世界における貧困について

SDGs目標1の最初のターゲットに記されている、
「2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。」という文面があります。
正直日本人としては、ありえない!とびっくりされた方も多いと思います。

国際貧困ラインというものがあり、
上記の金額は、2015年9月まで世界銀行が定めていたものになります。
SDGsは、こういういった環境で生活している人を支援して、貧困人口減らすことを目指しています。

国際連合広報センターによると、貧困人口は世界で8億3600万人もおり、
その多くが開発途上国に集中しているようです。日本の人口の約8倍もの人が生活が苦しい状況であり、これを知った時はとても悲しい気持ちになりました。

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我々が今できること

・フェアトレード品の購入
みなさんはフェアトレードは聞いて事がありますか?
最近色々なお店で目にした事があるかもしれませんが、公正公平な貿易のことをフェアトレードと言います。
どうしても先進国が立場が上になりがちで立場の弱い開発途上国の自立を支援するため、適正価格での取引を行う仕組みができました。
フェアトレード品を購入することで開発途上国の支援ができるということです!
よく見かけるのが、コーヒー、紅茶、カカオ由来の製品、ハチミツ、ナッツ類などなどです。
普段買い物する際に是非フェアトレード の商品がどうか確認してみてください。フェアトレード品は認証マークがついています。
国際フェアトレード認証ラベルは、社会的かつ環境的、そして経済的な基準をもとにした国際的に認知度の高いラベルです。
このような我々の1つ1つの積み重ねの行動が世界を救うことにつながります。

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・募金、寄付
貧困に苦しむ人を救うための直接的な支援として、「募金」や「寄付」をする事もとても大事になります。
塵も積もれば山となるように日々のわずかな募金でも継続したら大金になるし、また募金金額が小さくてもより多くの方が参加する事で大きな支援につながります。
色々な団体が行っているので是非探してみてください。
税制優遇の対象となっている団体を通した支援であれば、所得控除、あるいは税額控除(どちらか有利な方)の適用が受けられる節税にも繋がるものもあります。
是非みなさんの日々の募金のご協力をお願いします!!

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日本における貧困について

日本人はSDGs目標1は無関係だ!と思っている方も多いかと思います。
ただリアルを知ると意外と日本でも貧困は深刻な問題となっています。

世帯の可処分所得(税金などの非消費支出を差し引いた手取り分)を世帯人数で割って調整した等価可処分所得の貧困線に満たない世帯が2016年の厚生労働省が発表したデータによると、7人に1人の割合が該当するとのことです。
この割合の事を相対的貧困率と言いますが、日本は先進国の中でもこの割合が高く、2016年に公表された世界の貧困率の比較データによると、先進国の中で14番目に高い貧困率です。
意外と日本も目標1は切り離せない問題となっています。

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最後に

今回SDGs目標1について話しました。
世界では貧困状態の人々もたくさんおり、さらに日本でも貧困が深刻な問題となっていることにも今回非常に驚きました。
我々ができる事はフェアトレード の商品を購入することや日々の募金に協力すること!
1人1人の意識が少しでもSDGsに向けられると世界がもっとよくなり、より良い日々の生活を送る事ができます。
貧困は普段あまり身近に感じない方も多いとは思いますが、今回こちらの記事を読むことで少しでも貧困を身近な問題だと感じれた嬉しいです。
この記事で、1人でも多くの方が貧困やその支援について考える機会になれたら幸いです。
いつもありがとうございます。

それではまた〜〜


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