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精霊の守り人。上橋菜穂子。


出会いは、父の人工呼吸装着時の入院の付き添いの日でした。
ほんとに本屋でジャケ買い。

人工呼吸器の時って、意識がないので必ず家族が24時間付き添わないといけないそうで。
当時は週6の美容師だったので、おやすみ前の日曜日の夜に母とバトンタッチしてました。
その時のお供に持って行って、医大で読んだんでした。
なのでこの本の記憶は、あの時の空気感とリンクしてます。

しかし、あんなにハマるとは思わなかったなぁ。

十二国記同様、こちらの本もシリーズ化してます。


詳しくは、こちらのサイトに素敵に紹介されてます。


この1巻目の精霊の守り人だけがアニメ化されており、
主題歌が L'Arc〜en〜Ciel でカッコイイんですよ。



今の所 アニメ観れるのはU-NEXTだけかな?


実写版の方はNHKオンデマンドでも観れるみたい。
実写版は綾瀬はるかがバルサ役を演じてます。


実写版、途中までは観たんだけど、、、
アニメの完成度が高過ぎて😂挫折しましたww


初めて読んだ時が、まさに31歳の時で。
この物語の主人公バルサが30歳くらいの設定なんです。

あの当時、ものすごく珍しいなーって驚きました。
主人公が30歳の女性って!
なんか、そんな所も惹かれたのかな。
しかもこれ、ジャンルは「児童文学」のファンタジーなんですよ。

物語はファンタジーなれど、王族の政治的な話や先住民族との関係性、多民族の交流や文化の違い、お話が進んでいくと近隣の国との侵略戦争なんかの話も。
ものすごく難しいし、複雑だし、、、、、、

面白いの!!!!!!!!

そして上橋さんの作品は、とにかく食べ物の描写が美味しそうなんです。
そりゃぁもう、悶々とするくらい美味しそうで。

そんな人が全国にいらっしゃったんでしょうね。
こんな本まで出たくらい🤣
「作ってみた」的なレシピ本です。
(もちろん買いました)


物語が進んでいくと、
守り人シリーズ(バルサが主人公)と
旅人シリーズ(チャグムが主人公)に分けられます。

十二国記もだけど、ファンタジーなのにご都合主義にならない事ばかりで、時々切ないしものすごく考えさせられる。

上橋さんはオーストラリアの先住民族アボリジニを研究してる先生でもあるからか、そういう描写もえぐるような書き方をされますね。


あと他の作品で、

狐笛のかなた


獣の奏者


どちらも動物(架空)が軸になってて、ものすごく推せます。
獣の奏者もNHKでアニメになってるんだけど、絵が馴染めずまだ未視聴です😂

動物と向き合うにあたって誰もが感じるジレンマみたいな部分にも触れてくるので、
「う、ううう」ってなるところもあるんだけど。

それでもとっても素晴らしいお話です。


一番新しいお話だと「香君」かな。
香りの声が聴こえる、というお話なんだけど。
この話も、ものすごいです。




その前のお話は「医療」がテーマでしたね。
鹿の王という作品。
アニメで映画化もされました。
難しいんだけど、自分の勉強していく道に確実にプラスになる世界観です。



香君を読んだ前後で、たまたまネットで見かけた記事に「植物が喋る」と載ってました。
探したけど同じのはなかった💦
でもこれまたNHKでも特集してたみたいですね。


実際に解明されてる事実や史実を、ファンタジーという形にしてわたしたちに届けてくれる。

自分の想像力に、なんとチカラを授けてくれることか。

身体の中のことって、実際に現物を見れる機会は一般人にはありません。
そして、未だに解明されていないことも多々ある世界です。

この本↓でも触れてるけど、身体の中でお話してるらしいよって書いてます。

細胞どころか腸内細菌ともお話してるらしいよって。えええ


だからこそ、こういう想像していく事って、ものすごく大切な気がします。

本当に世界にはものすごい人たちが跋扈してますね。


アニメは精霊の守り人しかないけど、このね、次のお話のね、
「闇の守り人」がね、、、

めっっちゃカッコイイし、最後スカッとします。

ぜひ読んで欲しい〜〜〜



あと、サクッと読めて胡桃餅が食べたくなるのは狐笛のかなた🦊



全然上手に説明できてないなwwwwww

反省。


懲りずにまた紹介しますね(反省してない)

かつらこ。

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