【読書ノート】「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認

5月4日 読了 

⑴この本を買った理由、読む目的

Z世代のSNSの使い方、商品購入動機などを学ぼうと思い購入。

⑵この本を3行で表すと?

歌舞伎町のTOHOシネマ横広場(略してトー横)を舞台にした若者のカルチャーと心理の本。著者も21歳の女性で6年通い続けた場所とのことで内容も詳細でディープで超リアル。アングラなノンフィクション🥺

⑶この本で感動した事は?

今までZ世代をテーマにした本を読んだことはあるが、それらはオッサンが若者にインタビューや分析したことを大人が他人事を文字にしているだけで、調査報告書を読んでいるようだったのだが、この本はそれらとは全く違う。著者自身が当事者なのだ。彼女も家出をし、このコミュニティに属しホストにハマった経験を持つゆえに表現できる、とんでもなくシズル感があるドキュメンタリーなのだ笑。特殊な場所が舞台となっているので、若者の心理も全体的な若者を代表しているわけではなく、誇張されていると思うし、44歳オッサンの僕には異次元すぎて震えるが、これが将来を担ってくれる若者のリアルな一面なのだと思うと、なんとか理解し自分ができることは何かと考えさせられる本であった。

⑷どんな方にオススメ?

子供を持つ親(まーじで、ビビるよ)。
確実に経済圏が存在しているので、マーケターの方も得るものがあると思います。
病みカルチャーに興味がある方。

⑸この本で自分が成長できたことは?

若者の複雑でドロドロした心理。SNSにキャバクラやホストネタ含め投稿していたりキラキラしている人の正体など。

⑹メモor「自分が気に入った一文」

従来ホストは色恋営業などによる恋愛関係で売上を立てていたが、現在最も売上を立てているのは、アイドル営業。「恋される」より「推される」が大事。

推し文化:宝くじで当たった100万円には価値がない。60分1万でおやじ100人相手にしたボロボロになって稼いだお金を「推し」に使うから意味があるんだ。

「リストカットしている動画をSNSに上げたらイイねが沢山ついて、自分は生きてていいんだと思った」


とにかく、異次元で面白かったです。



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