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光探し。【#75】

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きのう物語は、昨日撮った写真一枚と、その日記です。

寝るときに、湯たんぽを使わなくてもよくなった。春は近い。

快晴の東京を散歩していると、やはり「陽が当たらない」と感じることが多い。今日もそうだ。こんなにも晴れているのに、空は青いのに、日陰を歩くことがほとんど。東京という街は、日焼けが苦手なのかな。東京にいたら、あんまり日焼けしないのかな。夏になってみないと、分からない。

ただ、日陰が多いからこそ、光を探したくなる。たまに、どうしてここに陽が当たっているのだろうと、ハッとさせられることがある。日光が窓ガラスに反射して、その反射光が影を生み出すほどに強く、届いていたりする。光が差し込む方角はどちらだろう、頭で考えるうちに、自然と足を進めていたりする。人生の光も同じように、ハッと気づかされたり、考えたり、探したり、追いかけたり、感じたり、見守ったりする。

写真は光画。光によって描かれる画。高校の時に所属していた写真部の正式名称は『光画部』だった。光を探していると、がむしゃらに写真を撮っていた、あの頃を思い出す。あの頃といま、別に探しものは変わらない。今日になったら、今日の光を探そう。結局、東京の散歩は、とても楽しい。

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ポカリスエットを買います。銭湯に入ります。元気になって、写真を撮ります。たくさん汗をかいて、ほっと笑顔になれる経験をみなさんと共有したいと思います。