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『曇り人』のちょっと胡散臭い話

今日はちょっと胡散臭い話。
私が何となく「いつもそうだよね~」と思っているに過ぎないけれど、案外当たっているのでは? と、内心思っていたりするお話です。
なので、根拠ももちろんないし、他人には白い目で見られそう。先に言いますが、まぁ、どうでもいい話です。笑 が、たまにはこんな投稿をする日があってもいいかと。
息抜き程度に良ければお付き合いください。最後には私が書く理由についてもちょっと触れます。


さて、大切な日はいつも晴れる! と言う人もいれば、大事なイベントはいつも雨……と言う人もいると思います。
雨男・雨女、晴れ男・晴れ女などと言う話はことあるごとに出てきますよね。

ちなみに話はそれますが、私がフランスにいた時に聞いた話では、フランス人の話題ランキング1位は政治、2位は天気の話だそうです。
遊ぶことばっかり考えているフランス人らしいですよね。

それはさておき、私の場合は、いつも「曇り」です。なので、この話題になると私はいつもこう答えます。

『曇り人(くもりびと)』です、と。

あっ、ペンネームこれにすればよかったな。
『曇り人』、案外気に入っています。

パッとしないので、あまり信じてもらえないし、日本は曇りが多いからねと言われればそれまでなのですが、でも、大切な日やイベントの時はホントに曇りが多いのです。
特に大学の頃の曇りっぷりはすごくて、周りに雨男・雨女が多かったのですが、私が参加するとびっくりするぐらい雨は止んでくれます。が、晴れもしません。

今でも思い出すのが、サークルの夏合宿(と言う名のお泊り会)で、鹿児島へ行くことにした時のこと。

案の定といいますか、雨男・雨女たちが本領を発揮してくれました。
大阪港から『さんふらわあ』という、関西で有名な夜行フェリーに乗っていざ鹿児島へ! 男女関係なく約40名が雑魚寝という、なかなか大学生らしい旅行の企画だったのですが、出発1週間ほど前から雲行きは怪しくなりました。

そうなんです、台風でした。
日本列島ど真ん中、どストライク! と言うほど、きれいな進路に、こりゃさすがの私の曇り人っぷりも、力ならず……と、残念な気持ちになったのを覚えています。
が、出発の前日、台風は見事に進路を変えてくれました。

一度鹿児島近辺に上陸した台風は四国当たりの海で一旦停止、しばらく留まった後、本島へ上陸するかと思いきや、キレイなUターンを決め、再度九州に上陸したあと、韓国方面へ北上していきました。

これ、嘘みたいな実話です。
曇り人、すごいっしょ?

京都から大阪までの道のりは少し雨もパラついていましたが、旅行会社からは無事出航予定の連絡がはいり、そのままフェリーへ乗り込むことになりました。
夜になるとかすかに星が輝いていて、壮大な景色とはいきませんでしたが、きれいな夜空だったのを今でも思い出します。

と、こんなに大きな出来事はそうそうありませんが、他にも旅行の日やBBQなどのイベントごとは大概曇りで、移動中に雨が降っても、目的地に着く頃には雨は止んで、曇り空と言うことが多いのです。
BBQは風が強い日に当たることも結構あって、紙皿を抑えながらギャーギャー言っていることも。

そしてここからがもっと胡散臭い話。笑
この晴れ・雨・曇りの3タイプにはジャンケンと同じで、強い弱いがあるように思っています。
(分かりやすく全部「女」表記にします。「人」だと馴染みがないと思いますので)

・雨女より、曇り女が強い
・曇り女より、晴れ女が強い
・晴れ女より、雨女が強い

周りの人に当てはめて考えて見てください。どうでしょう?
どのタイプの人と出かけるのか、相性がありそだと、勝手に推測しています。

雨男、雨女は強力なパワーを持っていて、晴れ男、晴れ女は太刀打ちできないのですが、それを打破するための私たち、曇り人の役目かと。まぁ、清々しい晴れといかないのが、残念ですけどね。笑

ここからさらに個人的な話ですが、この雨とも晴れともつかないポジションは私の特徴をしっかりとらえてくれているように思っていて、そこがまた気に入っています。

子供の頃から兄や姉に連れられて遊んでいた私は、自ら何かをしたいということは、あまりありませんでした。
今でも好きなことが定まらず、模索のためにこうして毎日書き綴っている節はあって、強烈に何かがしたい、これをみんなに伝えたい! ということは今のところ見つかっていません。

ただ、書きながら最近思っていることがあります。私が日々綴る文章を読んで、少しでもくすっとしてくれたり、そうだよねとうなずいてくれたり、時には自分の姿に重ね合わせ、ほろっとしてもらえたり。
そんな風に読んでもらえれば良いのかなと思っています。

これと言って目立ちはしないけれど、気付けばいつも空に浮かんでいる雲のように、そんな風になれたらと思う私は、やはり「曇り」だなと。それに、男女にも縛られず、書きたいことをこれからも綴っていきたいなと言う思いもあり、「人」としています。

曇り人こと本山亮音
これからもどうぞ、よろしくお願いします。

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