見出し画像

「知る、考える」をAIと認知科学的アプローチで支えるソフトウェア、Cothinker(コシンカー)のご紹介

訪問ありがとうございます!
株式会社Commons Technologiesの武田と申します。
LinkedInプロフィール

弊社では、Cothinker(コシンカー)という「知る、考える」をAIと認知科学的アプローチで支えるソフトウェアを開発しています。
(※2023年8月末現在リリース準備中)

この記事では、Cothinkerの製品概要と、開発の背景についてご紹介いたします。

Cothinkerとは?

Cothinker(コシンカー)は「知る」「考える」を「AI」と「認知科学的アプローチ」でサポートするWebサービスです。

開発中のUI

こんな方におすすめ

  • 研究者、編集者、ライター、ブロガー、学生など、テキストのインプット・アウトプットの機会が多い方

  • 本や論文で学習するのが好きなナレッジワーカーの方

  • 読書メモがいろんな場所に散らばって困っている方

製品概要

書籍 ラディカル・プロダクト・シンキングのテンプレートを使って、Cothinkerの概要をご説明いたします。

「日常的に学習の機会が多いナレッジワーカーや学生」が「有益なナレッジを再利用しやすい形で保存すること」を望むとき、彼・彼女らは「自分で工夫して、ナレッジの管理方法を考案し、自力で運用」しなければならない。

この状況は「ナレッジ管理にかけられる労力が十分にない」ため、受け入れられない。

我々は、「読書・Webサイトなどを通じて得た有益なナレッジをストレスなく保存・整理でき、ナレッジワーカーや学生が「知る・考える」プロセスを心地よく楽しめる」世界を夢見ている。

我々は「AIと認知科学的アプローチおよび、社会学者ニクラス・ルーマンのツェッテルカステンのアイデアを援用したソフトウェア」を通じて、そのような世界を実現するつもりである。

ラディカル・プロダクト・シンキング イノベーティブなソフトウェア・サービスを生み出す5つのステップ」より作成

続いて、開発中のUIの画面を含めて具体的な機能をご紹介いたします。

Feature1. URLを入力するだけで、文献を追加

Amazon, CiNiiなどのURLを入力すると、「タイトル」「出版年」「著者」「出版社」などの書誌情報が自動で入力されます。

Feature2. 文献のカテゴリー分けは自動化

追加した文献を自動的にカテゴライズして、整理してくれます。自分でカテゴリーを設計することも可能です。

Feature3. カード形式でメモを書いて、構造化することができる

リファレンスごとに、ボードが自動生成されます

Feature4. 設定したテーマに合わせて、関連するメモを自動的に集めてくれる

Feature5. 複数の書籍のメモを同時に表示することができる

その他、現時点ではお知らせできませんが、驚いていただけるようないくつかの機能も準備中です!

希代の社会学者、ニクラス・ルーマンの知識整理術を誰でも簡単に

ここまで紹介した機能で実現しているのは、実はニクラス・ルーマンという20世紀を代表する一人の社会学者の知識整理術「ツェッテルカステン」のアイデアを取り入れた知識の管理です。ルーマンは約90,000枚ものカードを構造化し、30年で70冊以上のホント400近くの学術論文を発表したと言われています。

ルーマンのツェッテルカステンはとても優れた手法である一方、気の遠くなるような手間のかかる作業です。CothinkerではAIの補助を借りて誰でも簡単にルーマンの知識整理術を取り入れることができます。

Cothinker開発のきっかけ

創業者の私の昔話ですが、学部から修士課程に上がるときに専攻を変えたため、短期間で新しい分野の知識を身につける必要に迫られました(経済学→社会学)。

そのとき、私もルーマン同様カードにナレッジを書き出して整理する手法を我流で編み出し、数ヶ月で大学学部卒業レベルの社会学を身につけることができたという経験があります。

付箋を使った我流の学習法

大変気に入っていた勉強法なのですが、社会に出てからはカードを手書きして整理するほどの手間をかけられず、またmiroやNotionなど広く普及しているものから、Product Huntで見つけたマイナーなものまで片っ端から試しても理想的なUXは実現できなかったことから、Cothinkerを開発するに至りました。

事前登録のお誘い

Cothinkerはまもなく実験用のβ版が完成する見込みで、近日中に一般公開する予定です。

「試しに使ってみたい」と思われた方は、リリースのご連絡をさせていただきたいので、ぜひ下記フォームより事前登録してください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?