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書評|最新の「幸せの研究」でわかったしなやかで強い子になる4つの心の育て方

こんにちは米良です。

今日は子育てに関心を持っている1人のパパとして、おススメの子育て本を紹介したいと思います。

その本とは、前野マドカ著最新の「幸せの研究」でわかった しなやかで強い子になる 4つの心の育て方】です!


まずは著者のご経歴からご紹介です。はい、幸福学研究の第一人者である前野隆司先生の奥様であり、かつご自身も幸福学の研究を行っている前野マドカ先生です。

前野 マドカ(まえの・まどか)
EVOL 株式会社代表取締役 CEO。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。IPPA(国際ポジティブ心理学協会)会員。サンフランシスコ大学、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)などを経て現職。幸せを広めるワークショップ、コンサルティング、研修活動及びフレームワーク研究・事業展開、執筆活動を行っている。システムデザイン・マネジメント学、幸福学の研究者である前野隆司の妻。二児の母。

二児の母である前野マドカ先生が、幸福学研究から得られた最新知見に加えて、ご自身の子育て経験、さらには子育てする多くの親から集めたアンケートから導き出した「親子で幸せになれる子育て習慣」について述べています。

目次は下記のようになっており、幸せの4つの因子「ありがとう」「やってみよう」「なんとかなる」「ありのままに」に基づいた、子供の心を育てる習慣が並んでいます。

目次
プロローグ  「みんな我が子の「幸せ」を願っている
第一章 まずは親の心を整えよう
第二章 「ありがとう」の心を育てる習慣
第三章 「やってみよう」の心を育てる習慣
第四章 「なんとかなる」の心を育てる習慣
第五章 「ありのままに」の心を育てる習慣

それでは、各章でわたくし米良が気になったところをピックアップしてご紹介したいと思います。


第一章 まずは親の心を整えよう

これが一番初めに出てくるのですが、わたくし米良も一番大切だと思っています。それは、子育てにおいて親が自分自身の心を整えて幸せでいることがとても大事だということです。

ハーバード大学のニコラス・クリスタキス教授らの研究でも知られている通り、幸せは伝染します。幸せが伝染するからこそ、子供の幸せを願うのであれば、親自身が幸せでいることが大切だと思います。

はい、ですので、わたくし米良も自身の心を整えることに取り組んでいきたいと思います。


第二章 「ありがとう」の心を育てる習慣

ここで印象に残った習慣は、身の回りの「おかげさま」を見つけ、親子で話す、という習慣です。

ともすると、子供には上からガミガミ言ってしまいたくもなりますが、子供と一緒になって「おかげさま」を共有する、すなわち、ありがたいという気持ちを共有することが大切なんだなとかんじました。


第三章 「やってみよう」の心を育てる習慣

ここで印象に残った習慣は、子供が転んでしまったら「ナイスチャレンジ!と声掛け」、という習慣です。

子供が転んだことに対して、「気をつけなさい!」とか「危ないじゃない!」とかではなくて、「ナイスチャレンジ!」と声をかけるのはとても前向きで素敵だなと素直に感じました。


第四章 「なんとかなる」の心を育てる習慣

ここで印象に残った習慣は、親だから「こうあらねばならない」と思って頑張りすぎない、という習慣です。

そうそう、それそれ大事!っと言いたくなりました。

親だからしっかりしなければいけない、弱い部分は子供に見せてはいけないと思いがちですが、そんな思いに対して「頑張りすぎなくてよいよ」と言ってくれたのは、とても気持ちが落ち着く思いがしました。


第五章 「ありのままに」の心を育てる習慣

ここで印象に残った習慣は、「〇〇ちゃんはどうだった?」と聞かない、という習慣です。

これもとても大切だと思います。子育てしていると、他の子と比べたくなってしまいます。でも、それって、子供からすると気持ちの良いものではないですよね。

他の子と比べるのではなく、我が子をしっかり見つめて「あなたはどうだったの?/あなたはどう感じたの?」と問いかけたいと思いました。



いかがだったでしょうか?

この本で学んだ習慣を実践することにより、子供との関係も良くして、また子供の心を子供と一緒に育んでいきたいと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます!

お幸せに!


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