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To Do リストが進まない対処法

仕事や家事でやることを付せんやメモ帳に書いて、タスク管理をされている方は多いと思う。私も、今日1日やることをTo Do リスト化して、完了した時に「✔」と「消し線を引き」をして、どんどんタスクが片付いていく爽快感を味わっている。


ところが、しばらくはTo Do リストの活用を楽しでいたけれど、最近はTo Doリストを見るのがうんざりというか、億劫というか、気が乗らない作業となり、ハッキリ言って楽しくない。毎日決まったタスクがTo  Do リストの前半に書いてあるけれど、「やらなくちゃ!」の義務感が強くなっていた。


「やらなくちゃ!」の焦りはあるけれど、直ぐに行動できない。
行動に移せたとしても作業クオリティーも低いし、以前は何も感じていなかったのに辛さや苦しささえ感じる


どうしたのよ~、私大丈夫? 夏バテ?  
今日はたまたま気分が乗らない日なのかな?
私、気分ネガティブ祭りが始まっている?
などなどうねうねと考えていたら、
たどり着いた答えは超シンプルだった。


「マンネリ化」であった。

マンネリズム【mannerism】
 手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと

デジタル大辞泉

私のTo Do リストのタスクの大半は、毎日同じことの繰り返し。まだ完全に習慣化が出来ていないから、あえて書いてリスト化をしている。それが、最近は、「今日はやりたくないな~」となってしまったのは、マンネリ化が原因だった。


To Do リストのタスクが、ただの味気ないルーティーンとなり、ただその作業が終わればいいという投げやり的な気持ちになっていた。タスクを一つひとつ潰すことだけが目的となってしまい、束の間の達成感はあっても充足感がない。


では、以前みたいに、To Do リストを楽しく取り組むにはどうしたらよいのか?それは、まずタスクを少し減らす(絞る)。次に、一つひとつのタスクを心をこめて実施する。たったこれだけ。


例えば、朝の床掃除のタスクをやる時、以下のように意識する。


床と雑巾の感触を手と全身に感じながら、淡々と丁寧に床を拭き上げる。
床掃除の時に次のタスクを考えない。
あれこれの思考を脇に置いて、ただ床掃除になり切る。

違う言葉でいうと、タスク(床掃除)を味わうこと。そうすることで、マンネリを感じなくなり、充足感が戻ってくる。創意工夫をしたい気持ちも湧いてきて、飽きもせず続くようになる。
マンネリをマネージメントする、何だか、恋人/夫婦関係に似ているのかもしれない。


最終的には、To Do リストに書いてある項目を無意識レベルで習慣化できるには、このマンネリ時期をくぐり抜けていければ到達できる


To Do リストだけでなく、人生にもマンネリを感じたら、やることを絞って一つひとつ丁寧にやっていけば、きっと充足感と幸福感に満たされていることだろう。









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