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どうする? マスク着用

今日から、マスクの着用ルールが
「個人の判断に委ねる」となりました。



私の住んでいる地域はお年寄り比率が高め
ということもあり、私が見る限りですが
マスク無しの人は、今日は誰もいませんでした。



また今の時期、花粉が飛び散りまくりなので、
花粉対策も兼ねて着用されている方も多いのかなと思います。


私は、今のところマスク着用を選択しています。
理由は、3つあります。

① 花粉やほこりが肌につかない

春は風が強い日が多く、今日も砂ぼこりで洗濯物が外に干せませんでした。また自宅の庭や近所にはスギ科の木が茂っているので、花粉が飛びまくっています。花粉症ではないのですが、マスクだけでなく帽子も被りたいくらいです。



② 薄化粧でOK!

外出時に、ファンデーション、口紅、チークが要らない。これは、女性にとってすごくラクで経済的。化粧品業界は大打撃ですが、特別な日でない限り、とくに口紅は必須アイテムではないと、思っています。


顔色を明るくしてくれる口紅ですが、カップやストローに跡が付着したり、すぐ剥げるし、前歯についちゃうし、マスクの裏側にもつくとお洗濯も面倒だし・・・。天秤にかけると、ラクを選んでしまいます。



③身バレせず匿名性が高い

「顔」って名刺みたいなもので、一歩外に出ると、不特定多数の人に「私は、〇〇です」と、無言で発信している感じがするんです。


マスクをすることによって、ちゃんとした自分を演出するプレッシャーがなくなるので、ラクなんですよね。匿名性が高くなるから、外でもリラックスできる。とくに田舎は、身バレしやすく、なにかと噂にもなりそうなので(笑)。


今のところ、マスク着用を選んではいますが、世間や周りの様子を見ながら汗ばむ季節には、マスク無しの割合を増やしたいなと思います。



* * *

責任を負いたくないのが人情


今日、TVのニュースを見てて、
マスク着用ルールについてインタビューを受けた
都内で働く女性のコメントが気になりました。


「個人の判断に委ねるではなく、(政府が)
マスクしなくても大丈夫だとハッキリ言って欲しい


確かに「大丈夫だよ!」と、
誰かにお墨付き(保証)をもらいたいのが人情です。


もし、お墨付き(保証)が間違っていたとしても、自分の責任ではないから気がラクかもしれません。誰か(政府、専門家)の責任にできますから。


でも、もうその誰か(政府、専門家)も、
これ以上、国民一人ひとりに対して責任は取れない(or 取りたくない)から、「個人の判断に委ねる」になるしかない。


マスク着用の件だけでなく、混沌とした現代に生きる私たちは、不透明な未来に対して、誰かからお墨付き(保証)という安心をもらいたいのがフツーなことかなと。


自分で判断して、決断して、行動するのは日本人は慣れていないし、怖いことでもあるから、誰かに正解や近道を求めてしまう。でも、お墨付き(保証)を他人にばかり求めているうちは、きっと不安は拭いきれない。


だから、自分の力で安心を積み上げていくトレーニングを、少しずつやっていこうと思う。


まずは簡単なトレーニングから、ね。
全国民共通のトレーニング題材の一つが、今回の「マスク着用ルール」かなと。


自分で判断し、決断し、行動するのはそれなりの勇気がいること。ブルブルしちゃいますね。


それでも、この勇気の積み重ねこそが、
自家製のお墨付き(安心)につながっていくのでしょうね。



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