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UFC275 in シンガポール

先日のことですが、総合格闘技の最高峰、UFCの大会がシンガポールで行われました。自分にとっては久しぶりのお客さんをフルに入れての興行、試合のレベルも高くお客さんも大熱狂でした。

Back to normal 

あらためてシンガポールはコロナ後への移行が進んでいる、と実感。入場はワクチン接種のアプリを見せるだけでかなりスムーズ、会場は超満員でソーシャルディスタンスも確保していません。お客さんの中にはマスクを外している方も多くいましたが、それを注意する様子も特にありませんでした。

客層

シンガポールにこんなに欧米の方がいたのか、という印象で、約三分の一のお客さんは欧米の方だったのでは、という感覚です。この大会を見るために周りの国から来ている方もいるのかもしれません。

通常、UFCの大会はアメリカの土曜夜に行われるため(Pay-per-view合わせ)、現地シンガポールでの開場は朝6:30、メインカードは朝10時から始まりました。ファイターの方々はなかなか調整が難しかったのでは… 午前中のイベントにも関わらずビールを販売するカウンターは長蛇の列で30分待ち、アジア系のお客さんで飲まれている方は比較的少なかったです。

盛り上がりについて

今回のUFC275は今年のUFCのイベントの中でも非常に良かった、と評価されているようです。実際、私自身も大興奮でしたが、いくつか理由が考えられると思いました。

  • 色々な国のファイターが集まっており、アグレッシブに戦うファイターが多かった。ファイターの多様性。

  • 会場の雰囲気・盛り上がり方がよりアメリカに近いのでは。コールをしたり騒いだり、アクションに対するリアクションが大きい。日本ではこのような雰囲気にはならない。

  • ONE FC(シンガポールを拠点とするアジアを中心とする総合格闘技イベント)のおかげでシンガポールにおける総合格闘技に対しての知見が上がっている。

一昔前は日本が世界においても総合格闘技の中心でしたが、アジアにおいてはシンガポールが市場を牽引している状況だと思います。シンガポールの多様性、コロナ対応のスピード、ビジネスのしやすさなど、資本を惹きつける要素が多いのかと思います。

#海外生活 #シンガポール #総合格闘技 #UFC

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