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新しい一歩を踏み出すために

『普段どういうインプットをしているんですか?』
『なんでそんなにnoteが続くんですか?』

と最近同世代の学生からよく聞かれる質問だ。

どうやらみんな『アウトプット』の出し方が分からないらしい。

僕はこんな質問に答えられるほどの実績は残せていないけど、側からみたら僕はnote(アウトプット)を頑張って書いている人という認識をされている。

皮肉にも多くの学生は人生を長く生きてきた先輩から

『若いうちにたくさんアウトプットした方が良いよ!』

とアドバイスを頂くのだが肝心なアウトプットの『やり方』を教えてもらえない。

だから多くの学生は良い経験やアドバイスがインプットされていくばかりで『成長』を感じられないでいる。

行動できていないから将来に対して焦りや不安を抱いてしまう。

負の悪循環である。

今日はそんな学生や若い人達に向けて
日常の焦りや不安に負けずに新しい一歩を踏み出せるような記事を書いていきたいと思う。

1:インプットとアウトプットの関係性について

まず、インプットとアウトプットの関係性について誤解してしまっている人が多いと思う。

こんな経験をしたことある人はいないだろうか。

高校生活の時普の授業中の時は頭に入ってこないし、集中もできなかったけれど、テスト前になったら急に勉強をするようになった。そして、普段しないのに試験の問題を先読みして暗記をしたり、過去問を解き出したという経験が。

多くの人は知識や経験をインプットしてからアウトプットしようとする。

しかし、インプットはアウトプットするものがあって初めて活かせることができるのだ。

上の例のようにテストという『アウトプット』するものがあって初めて勉強という『インプット』が価値のある行動になる。

その順番を間違って理解している人が多いと思う。

だからもし、現時点で闇雲に本を読んだり人に会いに行っている人がいたとしたら『何の為にするのか』と一度自分に問いかけをしてアウトプットをする目的を作らないとその知識や経験を生かすことができず時間の無駄になってしまう。

アウトプットは本当に何でも良い。

noteを書いたり、人に話たり、行動したり『頭に情報を入れる作業』のではなく『頭を使って何かを生み出す作業』がアウトプットなのだ。

2:やりたいことについて

いくらインプットとアウトプットの関係性を学んでも『やりたいこと』というのは多くの人が簡単に見つけられなくて困ってしまう悩みだ。

極端な話『やりたいこと』を実現できるのであれば多くの学生は悩まないと思う。だって『やりたいこと』はあなたが幸せになるための手段だから。

でも、幸せへの手段は簡単には見つからないから、実現できないからみんな悩んでしまう。

意地悪な大人に
『君は何がやりたいの?』

活躍している同世代に
『その環境が君のやりたいことを後押ししてくれる環境なの?』

と意地悪な質問をされては

『僕は今まで何やってきたんだろう』
『もっと多くのことを経験しておけばよかった』

と後悔する。

ここで僕なりの考えなのだが『やりたいこと』は見つからなくて当たり前のことだと認めた方が良いと思う。

『君は何ラーメンが好き?』
と質問されて

『醤油ラーメン!』『豚骨ラーメン!』
と答えられるのは僕達が既に経験したことあるからだ。

つまり、僕達は経験してもないことに好きかどうか、やりたいかどうかなんて判断できないのだ。

だったら数ある選択肢を順番に潰していくしかないじゃないか。

それが『行動』するということだ。

よく大人になるというのは数ある選択肢を消していくことだと聞いたことある。

『やりたいこと』は見つからなくても大丈夫。
でも、自分が興味あることを1つ1つ体験して消していかないと一生その選択肢が残り続ける。

その後悔がずっと頭の片隅に残っていてようやくできるようになった時にその選択肢が自分のはあっていなくてハズレくじだったらどうする?

時間は2度と帰ってこない。だったら行動するなら早い方が良い。

君は『行動』しているのか?

3:考えるVS行動

この問いについてはずっと悩まされてきた。

というのも店長をするようになり仕事を1つ1つ
『なんでやるんだろう?』
『どうやったら上手くかな』

と自分に問いを立てるようになった。

でも、僕の長所は本来すぐ行動することなのでこの一歩立ち止まって思考をした結果、行動が遅くなってしまっている自分に悩んでいた。

『行動する前によく考えろ!』
『目的がないのにやるな!』

と行動する前に『考えない』と怒られるし、成功者は『すぐ行動する』という記事もよく見るし一体この矛盾する問いの答えは何だろうとずっと考えてきた。

それで最近ようやく結論がでた。

この考えてから行動するか、行動してから考えるか、どちらが良いかというと『行動してから考える』である。

なぜかというとほとんど人が何か新しい物事を挑戦する前に多くの調べ物や入念に調べてから行動する。

別にこれは間違えではないが、もしその入念に準備したことが間違ったり失敗してしまったら今までの時間が全て台無しになってしまう。

しかも、時間をかけた割には物語は何も進んでいない。

逆に何も考えず行動した場合、物語は強制的に始まる。
そして、すぐ現状に経験では乗り越えられない壁に衝突する。
その時になって初めて『考えれば』良いと思う。

人生は何が正解で何が正しいかなんで分からない。

だったら沢山行動して沢山経験した方がよっぽど良い。

もし、君が勇者しか抜けない剣を抜いてしまったとして魔王を倒さない使命を授かってしまった時に君はどうするだろうか?

村に出る前に入念な準備をしてスマホを取り出し『魔王 弱点』と検索し満足してから旅に出るタイプか使命を授かった瞬間に村を飛び出し、まだ見ぬ世界や敵と戦って負けて成長してを繰り返すタイプかどっちが成長しているかは一目瞭然だろう。

何が正解か、何が失敗かなんて分からなくて良いんだ。
分からない答えにずっと頭を悩ませる方が人生損をしてしまっている。

答えがないんだ。だったら行動してしまった方が得だと思わないかい?

4:まとめ

『若い』というのは選択肢が多すぎるが故にどう決断して良いか迷ってしまう。

でも、いくら立ち止まって考えても分からない世界だってある。
ようやく入念な準備をして旅に出ようとしたら100年の一度のウイルスによってその旅が強制終了される世界がこの世の中には存在する。

その準備期間に行動していたら?と思うとワクワクしないかい?

何が正しいなんて正解はない。
正解がないからこそ自分で行動して自分の目で確かめにいくしかないんだ。

そして人生を振り返った時に自分が幸せかどうかは自分で定義するんだ。

自分は幸せになれたか、どうかってね。







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